気絶ブログ「いやらし～日本人」

ミラノコレクション期間中、高級ブランドが軒を並べるミラノの目抜き通り、スピーガ通りを歩いていたら、なにやら30m先から聞き慣れた声が……。

「いやらし～日本人がいるな～」

「いやらし～日本人だな～(笑)」

すぐ、わかるっつーの(笑)。『LEON』の表紙でお馴染みのジローさんこと、パンツェッタ・ジローラモさんでした。

ジローさんとは『LEON』の創刊時、本当によく仕事をしました。創刊時から5年間、ずっと表紙を担当してましたし、特集はもちろん、よくイタリアにも来ました。

ジローさんは「モテるオヤジ」とか「ちょい不良(ワル)オヤジ」という、一躍カッコイイオヤジの代名詞的存在になったんですが……。実は、その頃ジローさんは、なんとまだ38歳だったんです。若いっ！ 僕はというと16年前なので28歳。僕も若かったですね～。

相変わらず格好良かったですが、ジローさんようやくオヤジって呼ばれても、ちょうどいい年齢になったんじゃないかな～(笑) また、こうしてイタリアの街で会えるっていうのもご縁ですね。ジローさん、ありがと～。

ちなみに、ジローさんみたいに顔が小さくて、バランスが良いイタリア人は、イタリアにもなかなかいないんですよ。コレ本当！

っていうか、よくよく考えたら、なんで一番いやらし～イタリア人に「いやらし～」って言われなくちゃいけないねん。気絶と感じざるを得ません。

あれ？ 何の話をしていたんでしたっけ？

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