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FASHION ー エコラグ

干場の究極ワードローブ! キーワードは"エコラグ"

第149回 Fayの「M-65」型ブルゾン

2017.1.29
2017.1.29

いい具合にこなれ感のある イタリア的デザイン

またまたFay(フェイ)です。以前、この連載で紹介したチェスターフィールド型の3WAYコートと一緒に、ヒルトン大阪の直営店で購入しました。もともと「M-65」が好きなんですよ。これも前に書いたと思いますが、渋カジ時代から馴染みがあって、それこそ昔は古着店で本気のミリスペックものを探して着ていました。でも、さすがにスーツやジャケパンが中心のビジネススタイルにはキツいですよね。

でも、取材でイタリアに行くと、オジサンさたちがジャケットの上から「M-65」型ブルゾンを着てバイクにまたがっていたりしています。これが本当にカッコよくてね。スナップなんかをしていても多かったんで聞いてみたわけですよ、“どこのブランドか?”って。そしたらアスペジっていう答えが圧倒的に多くて。それで、僕も速攻、モンテナポレオーネ通りにあるアスペジの直営店に走りました。ネイビーのモデルを買ったんですけど、これは本当に着倒しましたね。

話が少し脱線してしまいましたが、そのアスペジの一着をひょんなことから紛失してしまい、しばらくそれに代わるものを探していたんです。それで昨年、出合ったのが第133回で紹介したエルメネジルド ゼニアの一着とこれでした。ゼニアはボルドーでナイロン製。で、こっちはモスグリーンでウール製。ウォッシュ加工が施されたウールで、いい具合にこなれ感があるんですよね。「M-65」本来の男らしい要素をもちつつ、上品な味わいがあるというか。ウォッシュ加工ってイタリアのブランドはほんと上手ですよね。新品でも新品に見えないところがいい。ピカピカだと、変に気恥ずかしい気分になるじゃないですか。

当初は、ビジネススタイルに合わせようと思って買ったんですが、実際は休日のジーンズスタイルにはおることが多いですね。いつもスマホに財布、サングラスとかを持ち歩くんですけど、これはポケットが多くて手ぶらで出かけられるのがいいんです。左胸のポケットが少しデザインされているのもポイント。このやりすぎじゃない感覚がすごく絶妙かな、と。とはいえ、これはまだあんまり着ていないんです。もう少し年齢を重ねて、45歳ぐらいで、いい塩梅に枯れた感じが出始めたほうが似合うと思って。そんなわけで、ちょっと寝かせておこうと考えています。

Photo:Ikuo Kubota(owl)
Text:FORZA STYLE

エコラグ-Hoshipedia
「エコラグ」とは、エコノミック・ラグジュアリーの略。economic luxury。極めて経済的だが、上質さやエレガンスは失わないスタイルの意味。「多くの粗悪なものより少しの良い物を」という干場の哲学により生まれた造語。腕時計や靴・鞄、スーツのように長い年月使えるものは高額でも、白シャツや白無地のTシャツのように常に白いまま清潔に着たい消耗品は、高額なものよりもコストパフォーマンスを重視するというスタイル。パテック・フィリップの腕時計やジョン・ロブの靴と、カミチャニスタやデッコーロの白シャツ、GAPの白無地のTシャツは干場にとっては同じ。一点豪華主義とも違う。干場が敬愛するブルース・リー先生が提唱した無駄を排した最短の動き(エコノミック モーション)で相手を倒すジークンドーのように、経済的で盛り過ぎない、かつ無駄のないシンプルで上質なスタイルを指す。

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