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FASHION

第145回 SANYOのピーコート
干場の究極ワードローブ! キーワードは"エコラグ"

2017.1.11
2017.1.11

ドレスもカジュアルも イケる上質素材のロング丈

2015年に全日空のECサイトのANA STOREでFORZA STYLEとコラボした「Travel Style for FORZA STYLE」という連載をやっていたのですが、これはそこでリコメンドさせていただいたコートです。この企画は僕が旅の最旬スタイルを解説する、といった内容でして、干場流のトラベルスタイルのマル秘テクニックを紹介していたんですね。要するに、少ないワードローブでも旅先で効率よくお洒落を楽しめる方法です。

で、このSANYO×ANA STOREの別注ピーコートのなにがいいって、まずは形ですね。着てみると、すごくシルエットがきれいなんですよ。しかも通常のピーコートよりもロング丈なので、スーツやジャケットの上から着てもまったく違和感がありません。そもそもピーコートって、イギリス海軍が艦上用のユニホームとして着用していたとか、漁師が着ていたといった出自で、根っ子の部分がカジュアルなんですよね。保温性に優れているのは間違いありませんが、どうしても休日用みたいなイメージがあって……。でも、これならヒップがすっぽり隠れるぐらいの着丈なので、ビジネスシーンでもすんなり着られる。もちろん、世界的にメンズファッションがカジュアル化傾向にあるといった要因もありますが、普通はこうはいきませんよ。

それと「RAIN WOOL」というカシミアにも匹敵する繊維径のスーパー180’sの上質素材を使っているのもキモ。いまでは希少になってしまった超低速のションヘル織機で織ったあとに耐久撥水加工を施すなど、機能性も兼ね備えています。つまり、クラス感のある素材を使っているから、カジュアル過ぎに見えることもないんですね。もちろん、休日用としてデニムに合わせても格上げ効果があるし、オン・オフ両方使えて、まさに一石二鳥。旅先の着まわしに抜群の威力を発揮する、といった強みがあります。また、こういったコートを可能にした日本の技術力もすごいですよね。

僕は肩のラインを自分の体型に合わせて、中野にある浅野洋品店で少しなで肩にお直ししてもらいました。普通の人にはわからないぐらいの調整ですが、これも自分的には大事な儀式。ボタンも全部、好みのものに付け替えました。前からロング丈のピーコートを探していて、たまに古着店でヴィンテージの状態がいいものに出合ったりするんですけど、とにかく素材が硬くて着られない。その点、このコートはすごくよくできていると思います。

Photo:Ikuo Kubota(owl)
Text:FORZA STYLE

エコラグ-Hoshipedia
「エコラグ」とは、エコノミック・ラグジュアリーの略。economic luxury。極めて経済的だが、上質さやエレガンスは失わないスタイルの意味。「多くの粗悪なものより少しの良い物を」という干場の哲学により生まれた造語。腕時計や靴・鞄、スーツのように長い年月使えるものは高額でも、白シャツや白無地のTシャツのように常に白いまま清潔に着たい消耗品は、高額なものよりもコストパフォーマンスを重視するというスタイル。パテック・フィリップの腕時計やジョン・ロブの靴と、カミチャニスタやデッコーロの白シャツ、GAPの白無地のTシャツは干場にとっては同じ。一点豪華主義とも違う。干場が敬愛するブルース・リー先生が提唱した無駄を排した最短の動き(エコノミック モーション)で相手を倒すジークンドーのように、経済的で盛り過ぎない、かつ無駄のないシンプルで上質なスタイルを指す。

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