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FASHION

第143回 ブルネロ クチネリのチェスターフィールドコート
干場の究極ワードローブ! キーワードは"エコラグ"

2016.12.31
2016.12.31

見るからに上質な色合いにヤラレました

このエコラグの連載でも第16回で紹介しているビームスで買ったキャメルカラーのポロコートなんですが、20年ぐらい着ていたのでさすがに着過ぎてくたびれてきてしまい……。それに代わる一着を探していたんです。当時の自分にとってはすごく高価だったんで、とても大切に着ていたんですけどね。キャメルって、ネイビーにも合うし、グレーにも合うし、ブラウン、ホワイト、ブラックとも相性がいい。僕のワードローブのほとんどのものと合わせられるんですよ。そんなこともあって、自分のなかでは極めて“エコラグ”なアイテムの代表格がキャメルカラーのポロコートだったんです。

正確にいうと、これはキャメルカラーというより、ベージュにグレーが混じったような“グレージュ”ですが、同じような感覚で使えそうだと思って手に取りました。何度も登場させて恐縮ですが、ブルネロ クチネリのものです。着丈が長くて、チェンジポケット付き、袖口はターンナップカフになっていて、後ろにはバックベルトが付いています。なので、ポロコートとチェスターフィールドコートの中間といってもいいかもしれません。

もともとブルネロ クチネリは大好きなブランドなんですが、スポーティなイメージが強いコレクションはパスするんです。でも、一昨年前のシーズンにはオーソドックスでクラシックなものが多く、欲しいものがたくさんありました。このコートも多少デザインは入っているものの、控えめな感じでサジ加減は絶妙。フライフロントでドレッシーな雰囲気もありますし。とにかく、色と形が気に入ったんですよね。素材はカシミア混ウールで、軽くて、至極快適に着られます。本当、この上品な色の出し方は、ブルネロ クチネリにしかできないでしょうね。見るからに上質な感じがしましたから。

でもね、白状してしまうと、そのときブルネロ クチネリで杢調のネイビーのチェスターフィールドコートをもう一着買っちゃったんですよ。こちらは100%カシミア製で、デザインはグレージュのタイプよりもシンプル。どっちも気に入ってしまい、一着に絞れなかったんですよね(苦笑)。ただ、どちらも買ってよかった。そう思えるぐらい、この2着はよく着ています。

Photo:Ikuo Kubota(owl)
Text:FORZA STYLE

エコラグ-Hoshipedia
「エコラグ」とは、エコノミック・ラグジュアリーの略。economic luxury。極めて経済的だが、上質さやエレガンスは失わないスタイルの意味。「多くの粗悪なものより少しの良い物を」という干場の哲学により生まれた造語。腕時計や靴・鞄、スーツのように長い年月使えるものは高額でも、白シャツや白無地のTシャツのように常に白いまま清潔に着たい消耗品は、高額なものよりもコストパフォーマンスを重視するというスタイル。パテック・フィリップの腕時計やジョン・ロブの靴と、カミチャニスタやデッコーロの白シャツ、GAPの白無地のTシャツは干場にとっては同じ。一点豪華主義とも違う。干場が敬愛するブルース・リー先生が提唱した無駄を排した最短の動き(エコノミック モーション)で相手を倒すジークンドーのように、経済的で盛り過ぎない、かつ無駄のないシンプルで上質なスタイルを指す。

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