『FORZA STYLE』では、シンプル&ベーシックな装い方をしているセレブをピックアップし、その着こなしやアイテムをご紹介。今回は、タキシードの着こなし方について学びたいと思います。
LESSON 97 デヴィッド・ベッカムに学ぶタキシードの着こなし方
12月はパーティなどの華やかなシーンが多くなり、タキシードを格好良く着こなしている人を見かけることも多くなりますよね。白のウィングカラーシャツにボウタイで……。そんな、セオリーどおりの着こなしももちろんOKですが、もっと色っぽく、他の人とかぶらないコーディネートを楽しみたい! って方も多いはず。そこで、今回はデヴィッド・ベッカムのタキシードの着こなし術を学んでみたいと思います。
ナローラペルのタキシード姿が凛々しい、彼のVゾーンにご注目。シャツ、タイともに、ブラックで統一することで、シック度がグンと上がり、夜のシチュエーションに溶け込むことができます。ポイントは、シャツとネクタイのデザイン性。小振りな衿と、段衿の低いものを選べばご覧のとおり、品が良くエレガントな印象になります。大きい衿のシャツをガバッと第2〜3ボタンを開けて着こなすのは、バブルっぽく見えてしまうので要注意です(結構見かけますよね)。
合わせるネクタイの大剣幅は、7㎝ほどのナロータイがベスト。コンパクトなVゾーンに仕上げることで、非常にモダンで控えめな印象になるのです。スマフォー世代のお洒落は、引き算がマスト。主役は自分じゃなく、隣にいるパートナーなのです! 相手を引き立たせることを考えると、コーディネートは自ずと決まってきます。その最たるものこそ、今回のオールブラックだと思います。
シンプルだからこそ、素材にこだわることも相当に重要。デヴィッド・ベッカムに習って、最愛の人を際立たせる知的セクシーなタキシードの着こなしにチャレンジしてみてはいかがでしょうか?
Text:Satoshi Nakamoto
【デヴィッド・ベッカムのように装うならこんなアイテムがオススメ】
コンパクトな肩周りとタイトなフィッティングが特徴のラルディーニのフォーマールコレクションのタキシード。ラペルやパンツの側章にあしらわれた生地がマットな光沢になっていたり、とタキシードにありがちな"やり過ぎ感"が抑えられています。
※こちらの商品はFORZA STYLE SHOPでお買い求めできます。
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モードとクラシックを独自の感性により融合させたコレクションで毎シーズン注目を集める「GABRIELE PASINI(ガブリエレ・パジーニ)」の洒落っ気たっぷりなデニムタキシード。パンツは1プリーツ仕様と程よくトレンドを取り入れているのが特徴です。
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職人が手作業で仕上げたフロントのプリーツがウリ。ネック外側部分は比翼仕立てになっています。生地感は滑らかですが、光沢が抑えられているので、カジュアル使いもOKです!
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汎用性の高い襟型であるPARIGIを採用したフライのシャツは、襟の大きさ、開き方、襟腰の高さのバランスが秀逸です。
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シルクサテン織りのソリッドタイと言えば、男性たるもの1本は持ってねばならないマストアイテム。素材と縫製の良さに加え、長年の積み重ねにより表地と芯地とのマッチングまで考えられたフランコバッシ製のものなら間違いなしです!
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