『FORZA STYLE』では、シンプル&ベーシックな装い方をしているセレブをピックアップし、その着こなしやアイテムをご紹介。今回は、ブラックコートの着こなし方について学びたいと思います。
LESSON 95 デヴィッド・ベッカムに学ぶブラックコートの着こなし方
メンズのコートの中でも、格別な色気を放つブラックチェスターフィールドコート。パーティなどフォーマルな場面で、格好良いエスコートが決まるエレガントなアイテムのひとつです。しかし、普段に着るとなると堅苦しい印象が強く、近寄りがたい印象になることも……。そこで、ブラックのチェスターフィールドコートを普段にさりげなく着こなすテクニックをデビッド・ベッカムに学びたいと思います。
コーディネートのポイントは、やや首回りが深いクルーネックの薄手カットソー(冬場ならニット)をチョイスし、インナーで抜け感を作っているところです。首回りをスッキリと見せることで、重く見えがちなオールブラックの印象を軽快にしています。そして、メインとなるコート選びの重要なポイントはズバリ丈感。ご覧のように7分丈(膝上)を選ぶことで、身長に関わらずスタイルをよく見せてくれます。丈の長い方がエレガントですが、普段使いも考えると、この長さが使いやすくてカジュアルに合わせやすいのです。
さらに、少し高いヒールのサイドゴアブーツを合わせることで、美脚効果も抜群! やりすぎは良くないですが、4㎝ほどのヒールなら、違和感なく身長も高くなり足を長く見せられます(私も実践済み)。さらに、細身のスキニーブラックパンツをノークッションで合わせることで、足元もスッキリ。スタイル良く見せる細かいテクニックによって、コート姿がさらに格好良く見えます。それにしても、デヴィッド・ベッカム……格好良すぎますね(笑)。これから、本格的なパーティシーズンに突入! ぜひ着こなしのご参考にしてみてください。
Text:Satoshi Nakamoto
【デヴィッド・ベッカムのように装うならこんなアイテムがオススメ】
モダンなデザインを得意としているroberto collina(ロベルト コリーナ)らしいチェスターフィーストコート。上品でカジュアルなソフトメルトンを使用したオーバーサイズシルエットが、印象的です。
※こちらの商品はFORZA STYLE SHOPでお買い求めできます。
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ストレッチコットンジャージーを使用したクルチアーニのクルーネックTシャツ。とても滑らかな肌触りと伸縮性の高さによって着心地の良さは言わずもがな。季節を問わず、快適に着られる素材です。また、肩の収まりが良く、適度なフィット感を生むシルエットは、身体のラインを美しく見せてくれます。
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シルク専門のカジュアル&リラクシングウエアを展開する、LOOK SEAの7分袖インナークルーネックTシャツ。独自に開発した「ダイナミーシルク」生地を使用しているのが特徴です。
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デザイナーのGUARTIERO GIRELLI BRUNI氏により2004年に誕生したカットソーブランド。こちらは1枚でも、インナーとしても着用できる丁度良い生地の厚みが魅力。コットン100%ながら抜群の伸縮性を持ち合わせた素材を使用しています。
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ほのかな温か味と研ぎ澄まされた印象をスマートに漂わせる、サキソニー生地を使用したGERMANO(ジェルマーノ)のEXTRA SLIMフィットのノープリーツパンツ。
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Super 100'sのウーステッド(梳毛)フランネルを使用したインコテックスのノープリーツパンツ。薄手でしなやか、軽量感が特徴です。同ブランドのライトフランネルの定番生地ですので群を抜く安定感。
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イタリア・ボローニャのシューメーカー「Enzo Bonafe(エンツォボナフェ)」。名優CARY GRANT(ケーリーグラント)の名を冠したサイドゴアブーツは、クラシックでありながらモダンな雰囲気を持ち合わせる1足に仕上がっています。
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