日本発着クルーズを運航する「ダイヤモンド・プリンセス」
40代におすすめする旅のスタイルとして提案したいのが、干場編集長も大好きな「船旅」、そう「クルーズ」です。このコーナーでは、ぜひ一度、体験してもらいたい魅力的な船旅の主役・クルーズ客船とそこで見ることができる絶景をご紹介してきます。
第1回はプリンセス・クルーズの「ダイヤモンド・プリンセス」です。
約50年前の1965年、スタンレー・B・マクドナルド氏によって創業されたプリンセス・クルーズは、メキシカン・リビエラクルーズから運航をスタートしました。1977年には、同社の客船を舞台にしたアメリカのテレビ番組『ラブボート』がスタート。クルーズ・ブームのきっかけともなりました。革新的な船、船上での魅力的なアクティビティ、行き届いたサービスなどが世界中から評価されています。10万トンを超える大型客船から3万トンの小型客船まで、近代的で革新的なデザインの17隻が今日も世界中を航海しています。
2014年4月から日本発着クルーズを運航するダイヤモンド・プリンセスは、2004年に三菱重工長崎造船所で造られたメイド・イン・ジャパン！
スパプールから眺める景色はまた格別！長約290メートル、高さ約63メートル、幅約38メートル、客室数1353室、乗客定員2706名という大型の豪華客船で、船内は、４つのプール、５つのメインダイニングをはじめ、スペシャリティ・レストランや昼食など、食の選択肢も豊富です。そのほか、劇場やバー・ラウンジ、カジノ、プールサイドには星空の下で映画を楽しめる大型モニターまで備わっており、まさに“動くホテル”といえるでしょう。そしてこの船には大きな特徴があります。それは、日本式の大浴場を備えていること。旅に出たら大きな風呂につかりたいと考える日本人は多いはず。そんな欲求に応えてくれるのが、ダイヤモンド・プリンセスなのです。
ダイヤモンド・プリンセスのゲスト・ルーム。快適な旅が楽しめそう実際に「プリンセス・クルーズ」の船に乗ったことがあるクルーズコンシェルジュの保木久美子さんは、こう語っています。
クルーズコンシェルジュの保木久美子さん「ダイヤモンド・プリンセスは、日本発着クルーズを実施している外国船のひとつです。飛行機を利用することなく乗船地で船内に一歩足を踏み入れればそこは外国！ という不思議な感覚を味わうことができます。日本のお客様にもクルーズを楽しんでいただけるよう日本語にも対応、心地よくお過ごしいただけるようなサービスも色々提供してくれていて安心です。欧米からのお客様とのコミュニケーションも楽しいひと時となるでしょう」
プリンセス・クルーズが日本人にとって特別なのは、大浴場があるからだけではありません。日本発着クルーズを定期運航しているからです。横浜、神戸から出発し、美しい海を眺めることができる沖縄や、桜の名所、角館や弘前、長崎、鹿児島など日本各地の他、台湾、韓国、サハリンなどを巡るクルーズをお手軽な料金で楽しむことができるのです。
ダイヤモンド・プリンセスが寄港する美しい海の沖縄・石垣島Photo／Shutterstock/tororo reaction
こういった近場で気軽に楽しめるクルーズは、人気急上昇中で、「プリンセス・クルーズ」の場合、来年2017年は4月20日～11月19日の期間、楽しむことができます。さらに2017年5月6日～8月4日発のクルーズで内側の客室を選べば、18%～35%の値下げになるのだとか！
来年は、日本発着クルーズ就航5年目を迎えるメモリアルイヤーとなる「プリセンス・クルーズ」。女優の萬田久子さんをはじめとする幅広い世代と分野で活躍する5人の女性を、日本発着クルーズの魅力をさらに伝えるアンバサダーとして起用し、旅好きとしてはますます目が離せないクルーズ会社です。来年はぜひ、パートナーや家族と一緒に「プリンセス・
Text:Kochi Fujimoto(Kaihatu-sha)
今回、選ばれたプリンセス・クルーズの5人のアンバサダーたち左から田中雅美さん、山本侑貴子さん、萬田久子さん、
横浜港に停泊するダイヤモンド・プリンセス「プリンセス・クルーズ」
日本発着クルーズの料金一例
5月13日発「夏をさきどり！ 那覇・石垣島・台湾 リゾートクルーズ」7泊8日 12万円～
5月20日発「新緑の九州と四国・韓国」7泊8日 10万5000円～
8月20日発「ぐるり北海道周遊」9日間 17万7000円～
9月26日発「気軽にショートクルーズ清水と韓国」6日間 9万7000円～
※租税、手数料および港湾費用は別途発生
【問い合わせ】
プリンセス・クルーズ
http://www.princesscruises.jp
