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BUSINESS SONY元社員の艶笑ノート

【本当にあったドラマのような話】女上司を「口説いた」つもりが…

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先輩で年もだいぶ上だったが、今で言えばちょうど女優の真木よう子のような色っぽい人だった。人事部は社員の前に出ることが多いため、彼女の名前もちゃんとチェックしていた。ぼくは何とかして彼女と話すきっかけが欲しいと思った。

ある日のことだった。
仕事が終わって帰る際、通用口で彼女とばったり鉢合わせた。不意を突かれたようで緊張したが、このチャンスを逃しちゃいけないと思った。
「人事のXさんですよね?」
「はい」
「このあいだ○○研修でお世話になった営業の松井です」
すると彼女は、
「知ってるよ。あなたタクシーで通ってるでしょ」
(※ぼくは車を買わない代わりといってタクシーで通っていた時があった)
「何で知っているんですか?」
「だって見たことあるから。それに新人のくせに生意気だってみんな言ってたよ」
「それはすみませんでした」

しかし、しょげてる場合ではない。
「この後、何か用事ありますか?」
「どうして?」
「お茶にでもお誘いしたいと思って」

彼女は即座に、「この後用事があるから」
「じゃあ、明日は?」
「明日?」
「お願いします。どうしても話をしてみたいんです」
「でも明日は遅いから」
「何時でもいいです。待ってますから」
「本当に遅くなるかもしれないけど、いい?」
「いいです! お願いします!」
「どうしたの? 声、うわずってるよ」

NEXT>>>そしてデート当日、夢のような時間が待っていた!



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