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干場の究極ワードローブ! キーワードは"エコラグ"

第137回 ヘルノのダウンコート

2016.12.11
2016.12.11

スノーリゾートに着て行きたい ノーブルな「N-3B」型モデル

ヘルノの「N-3B」型ダウンコートです。「N-3B」の原型は、1950年代半ばにアメリカ空軍に採用された極寒地仕様のフライトジャケット。マイナス10〜30度という非常に過酷な状況下での着用を目的としていて、保温性・機能性では群を抜く秀逸さです。僕も、アルファ社製のミルスペックものを、スリムなシルエットにお直しして着ていた時期もありましたが、やはり少し無理がありましたね(笑)。

で、それに替わるものを探していたときに南青山にあるヘルノの直営店で遭遇したのが、このダウンでした。ナイロンの質感が圧倒的に良くて、すごく軽いんですよね。フードに取り付けられたファーの素材感も抜群にいい。ダウンって安っぽく見えるものが少なくないんですが、ナイロン生地とファーに特にそれが出てしまう。と、いうことをこのダウンで学びました(笑)。

ヘルノはもともとレインコートから出発したブランドだけあって、アウターは本当に上手いですよね。飽くなき研究と革新のおかげで、高性能の新素材も増え続けています。それも、革新的テクノロジーを駆使して、伝統を尊重したアウターに仕立てるなど、最新の生産体制と並行して、伝統的な手法も大切にしている。そして、どこまでも高品質を追求する姿勢がすごいんですよね。

難点は、汚れやすいことでしょうか。でも、この色なのでそれも仕方ないと思っています。ベージュのノーブルな魅力には抗えませんでした。こんな色の「N-3B」型ダウンジャケットなんて、ほかにはありませんから。

本当に寒いときはジャケットの上から着ることもありますが、基本的にはきれいめのオフスタイル用。ウインターリゾートなんかに着ていくと、すごく映えますよね。これも買ってみて学んだことなんですが、都会では抑えめなモノトーンのほうが似合う気がします。もちろん、個人的な感想なので、すべての人に当てはまらないかもしれませんが、僕の場合はそう。服って、気持ちやモチベーションをコントロールする役割もあるんだと思います。これ着て、どこかのリゾートに旅行に行きたいなあ。「星のや富士」でグランピングなんか、いいかも!

Photo:Ikuo Kubota(owl)
Text:FORZA STYLE

エコラグ-Hoshipedia
「エコラグ」とは、エコノミック・ラグジュアリーの略。economic luxury。極めて経済的だが、上質さやエレガンスは失わないスタイルの意味。「多くの粗悪なものより少しの良い物を」という干場の哲学により生まれた造語。腕時計や靴・鞄、スーツのように長い年月使えるものは高額でも、白シャツや白無地のTシャツのように常に白いまま清潔に着たい消耗品は、高額なものよりもコストパフォーマンスを重視するというスタイル。パテック・フィリップの腕時計やジョン・ロブの靴と、カミチャニスタやデッコーロの白シャツ、GAPの白無地のTシャツは干場にとっては同じ。一点豪華主義とも違う。干場が敬愛するブルース・リー先生が提唱した無駄を排した最短の動き(エコノミック モーション)で相手を倒すジークンドーのように、経済的で盛り過ぎない、かつ無駄のないシンプルで上質なスタイルを指す

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