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アメリカ大統領選勝利!
ドナルド・トランプの独自ファッション

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アメリカはジョーカーを選んだ。共和党のドナルド・トランプ氏。11月9日、激戦区と呼ばれる「スイングステート」をゾクゾクと抑えて、アメリカ大統領というカードを手に入れた。泣く子も黙る不動産王は、うなるほどのカネにものを言わせて、口角泡を飛ばし続けてきた。

アンチトランプ陣営からは、「ネクタイが長すぎてダサい」という指摘も

「メキシコとの間に万里の長城を作ろう。もちろん、費用はメキシコ持ちだ」
「中国や日本を打ち負かせ」
「移民は出ていけ!」

熟慮の政治家だったオバマに対するフラストレーションが反知性主義に走らせるのか、トランプ氏の過激発言に溜飲を下げる米国民は多い。そんなトランプ氏のファッションは個性的、否、「個性の塊」だ。
あまり知られていないが、トランプ氏は自分のスーツブランド「ドナルド・トランプ」を持ち、自身もモデルとして広告に登場している。気になる値段は500ドル程度と、強気な発言とは裏腹に求めやすいラインナップだが、自身が好んで着ているのはイタリアの超高級スーツだというから、期待を裏切らない。大きな肩パットと冷蔵庫のようなフォルムのスーツがお気に入りだが、これを着こなせる人はそう多くはないだろう。
また、金髪の前髪を垂らした奇妙なヘアスタイルには「ウィッグだろ!」というかつら疑惑も噴出している。しかし、「ほら、触ってみたまえ、頭皮が汗をかいてるだろう」と実際に有権者に髪の毛を引っ張らせ、頭髪チェックまでさせて、疑惑を喝采に変えてしまう手腕もある。大きくて強かった、かつてのアメリカをもう一度。トランプ氏のファッションからは、「時代錯誤、大いに結構」という開き直りが持つ強さが透けて見える。

トランプが率いる超大国は、今後どこへ向かうのだろうか。

Photo:getty images
Text:栗原P

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