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FASHION

第129回 オールデンのローファー
干場の究極ワードローブ! キーワードは"エコラグ"

2016.11.13
2016.11.13

年齢を重ねてようやく その魅力に開眼

人生初のオールデンは18歳のとき。アルバイト先のビームスの先輩が、自分は履かないから、と安く譲ってくれた黒のカーフ製のローファーでした。でも本当のことを言うと、当時はオールデンの何が良いのか、まったくわかっていなかったんです(笑)。確かに履きやすい靴だとは思ったけれども、むしろジェイ・エム・ウェストンのローファーの方がすっきりとしたスマートなフォルムでカッコいい、と思っていたぐらいでして。

その後、しばらくして『LEON』の編集者として駆けずりまわっていたころです。あの時期の靴というとロングノーズが全盛で、なにかといえばイタリア男のセクシー云々。撮影のたびにそればっかり見ていたら、もういいや、っていう気持ちになってしまったんですね。それから天性の天邪鬼の気持ちもむくむくと顔を出しまして、ラルフ ローレンやブルックス ブラザーズなんかのトラッド・マインドをもった服に興味が移っていくわけです。

もともと渋カジ育ちなので、そっちにいくのは全然抵抗がありませんでした。まぁ、よくよく考えれば、スーツに合わせるんだったらトラッドなものの方が似合うわけですし、アメリカものの良いところはカジュアルにも抜群に相性が良いということでしょう。黒のコートバンと茶のスエードのローファーは、ほぼ同時期に買いました。ボタンダウンシャツを裾出しして白やネイビーのショーツに合わせて履くことが多かったですね。アイビーやアメトラを意識して、セーターを腰に巻いていました(笑)。実は、それが後の『OCEANS』立ち上げのイメージとなった「アメリカ的な育ちのよいファミリー」というコンセプトにつながっていったんです。

やっぱり真面目な格好にはオールデンがすごくハマるんですよね。以来、チャッカブーツにタッセルスリッポン、プレーントウやレースアップブーツなども手に入れて、いろんなスタイルに合わせています。あのときはオールデンの良さがわからなかったけれど、ようやく楽しめるようになった感じです。しかも、履けば履くほど味わい深い表情になっていくのもいいところ。この2足もいい具合に熟成されてきていますよね。以前は夏に履くことが多かったのですが、秋冬も履いてみようと思います。

Photo:Ikuo Kubota(owl)
Text:FORZA STYLE

エコラグ-Hoshipedia
「エコラグ」とは、エコノミック・ラグジュアリーの略。economic luxury。極めて経済的だが、上質さやエレガンスは失わないスタイルの意味。「多くの粗悪なものより少しの良い物を」という干場の哲学により生まれた造語。腕時計や靴・鞄、スーツのように長い年月使えるものは高額でも、白シャツや白無地のTシャツのように常に白いまま清潔に着たい消耗品は、高額なものよりもコストパフォーマンスを重視するというスタイル。パテック・フィリップの腕時計やジョン・ロブの靴と、カミチャニスタやデッコーロの白シャツ、GAPの白無地のTシャツは干場にとっては同じ。一点豪華主義とも違う。干場が敬愛するブルース・リー先生が提唱した無駄を排した最短の動き(エコノミック モーション)で相手を倒すジークンドーのように、経済的で盛り過ぎない、かつ無駄のないシンプルで上質なスタイルを指す。

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