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FASHION

第127回 ヘルノの中綿入りトレンチコート
干場の究極ワードローブ! キーワードは"エコラグ"

2016.11.6
2016.11.6

イタリア的な色気に惹かれてしまいました

意外に思われるかもしれませんが、トレンチコートにはあまり手を出ししてこなかったんです。ベージュは銭形警部みたいになってしまうなぁと思って、15年ぐらい前にマッキントッシュで2着いっぺんにオーダーしたことがあったんです。変化球としてモノトーンのホームスパンのタイプとダークパープルのタイプだったんですが、結局は似合わなくて……。なんだか長い間、トレンチコートが着たくても自分には似合わない、と思い込んでいたんですね。

とはいえ、十分、手を出していますよね(苦笑)。ですから、あまり着る機会がなかった、あるいは失敗した、というのが正しい見解でしょうか。でも、ネイビーで形がよければ着てみたい、と思っていたところ、またまた高円寺の行きつけの古着店の「サファリ」で出合ってしまったんです。もちろん、古着なので価格も手ごろ。試してみても損はないんじゃないかと思い、試着してみたらサイズもドンピシャ。これは買うしかないと……(笑)。コンディションもすごくよかったので、これは当たりでしたね。

試着してすぐに気に入ったのは、トレンチコートのわりに肩のラインとかに独特の色気があるんですよ。イタリアっぽい柔らかさとでもいいましょうか。もともとトレンチってミリタリーが出自じゃないですか。質実剛健、無骨といったイメージが前に出過ぎると、自分にはちょっと合わないと思っていたので、これはそんな先入観を覆してくれた出合いでしたね。ややタイトぎみのフィット感も好みだったし、着丈も膝丈で使い勝手がいい。ジャケットの上に着たときのバランスもすごくいいんです。

でも、最近は東京で冬もののコートを着る機会がどんどん減っているような気がします。温暖化が進んだ影響で、厚手のアウターの出番がなくなっている。それはそれで少し寂しい話ですけどね。ジャケットやスーツでも、そんなに寒さを感じないので、このコートを着るのは11〜2月ぐらいですね。でも、冬にヨーロッパ出張するときには、すごく重宝しています。あの底冷えする寒さには、ヘルノの中綿入りトレンチはドレッシーな雰囲気を壊すことなく最強の働きをしてくれますから。

Text:FORZA STYLE

エコラグ-Hoshipedia
「エコラグ」とは、エコノミック・ラグジュアリーの略。economic luxury。極めて経済的だが、上質さやエレガンスは失わないスタイルの意味。「多くの粗悪なものより少しの良い物を」という干場の哲学により生まれた造語。腕時計や靴・鞄、スーツのように長い年月使えるものは高額でも、白シャツや白無地のTシャツのように常に白いまま清潔に着たい消耗品は、高額なものよりもコストパフォーマンスを重視するというスタイル。パテック・フィリップの腕時計やジョン・ロブの靴と、カミチャニスタやデッコーロの白シャツ、GAPの白無地のTシャツは干場にとっては同じ。一点豪華主義とも違う。干場が敬愛するブルース・リー先生が提唱した無駄を排した最短の動き(エコノミック モーション)で相手を倒すジークンドーのように、経済的で盛り過ぎない、かつ無駄のないシンプルで上質なスタイルを指す。

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