ブルガリのご馳走がこの一冊に！
贅沢な大型料理本でおいしい読書を

銀座２丁目にあるブルガリ銀座タワーの「ブルガリ ホテルズ ＆ リゾーツ・東京レストラン」。在日７年になる、ミシュランの星を持つエグゼクテブシェフ、ルカ・ファンティン氏の料理本「LA CUCINA DI LUCA FANTIN(ルカ・ファンティンの料理)」が、この度初出版されました。

日本の豊かな食材のみを使った32品の料理が掲載されていますが、全国の食材の生産者を、じっくり時間をかけて訪ね、そこで得たインスピレーションで生み出されたものがこの32品の料理に見事に結実している意欲作。四季がある日本を意識してか、この本は春・夏・秋・冬で構成され、ファンティン氏が旬の食材と真摯に向き合い、メニューを創造する過程を知ることができる貴重な１冊です。

Photo:Takao Ikejiri　©Bulgari Hotels & Resorts.

Photo:Takao Ikejiri　©Bulgari Hotels & Resorts.

前書きを書いているのは、近年、精力的に世界やアジアのガストロノミーの取材を重ねているコラムニストで「世界ベストレストラン50」の日本評議委員長を務める中村孝則氏。

「日本の四季が織りなす繊細な素材が、ルカの感受性を呼び覚ました。それに呼応するようにルカは料理の腕をあげ、評判は海外にも知られるようになった」といいます。

この本は料理本としては珍しい27×38㎝という大型のハードカバーでスリップケースに収められた1冊。美しい90点の写真は、眺めているだけでも楽しく、アート本のようにグルマンではない男性でも楽しめる１冊になっています。クリスマスプレゼントにこの素晴らしい料理本をプレゼントして、ディナーは銀座で本物を味わう、という粋な演出はいかがですか？

Text:Makiko Takahashi

「LA CUCINA DI LUCA FANTIN」
ASSOULINE（アスリーヌ）社刊
1万5000円（税抜）