『FORZA STYLE』では、シンプル&ベーシックな装い方をしているセレブをピックアップし、その着こなしやアイテムをご紹介。今回は、ハンチングの選び方とそのコーディネートをご紹介します。
LESSON 81 デヴィッド・ベッカムに学ぶハンチングの選び方
日本名では、鳥打ち帽なんていう名前でも知られているハンチング。イギリスの上流社会の貴族たちが狩猟(ハンティング)の際に、風雨や寒さから頭部をまもると言う実用的なアイテムとして広まったのがハンチングなんですが、今では季節問わず、ファッションアイテムとして人気を得ています。ラフなファッションからドレッシーな服装まで使いこなせる便利な帽子ですが、その独特な形状から苦手意識のある人も多かったりします。そこで、今回もお洒落番長デヴィッド・ベッカムからハンチングの選び方とかぶり方を学びたいと思います。
まだ寒さが本格的ではない10月は、ブルゾンのインナーはまだTシャツで十分……。しかし、コーディネートに秋冬の気分を足したい! そんな時に活躍するのが、ベッカムが着用しているウール素材のハンチングです。ウール生地の中でもグレーのバーズアイ柄なら白地の糸も入っているので、冬素材といえど重たく見えないのがキモ。白と黒2色で構成されているので、コーディネートもそれに合わせるとキレイにまとまります。
ハンチングは、6枚はぎ、8枚はぎ、1枚天井など、カタチもさまざまなタイプがあるので、自分に似合うものを探すのがおすすめなんですが、中でも、つばが大きかったり、かぶりが深いタイプを選ぶと顔の面積が出ている部分が少なくなるので、小顔に見せることができます。
前回の黒シャツコーディネート同様、足元に明るいブラウンスエード素材の靴を選ぶことで、モノトーンを柔らかい印象にまとめ、ハンチングと合わせて季節感もうまく演出しています。
だんだんと寒さが増してくる10月後半。秋冬素材のハンチングをコーディネートに足してコーディネートに変化をつけてみてはいかがでしょうか?
Text:FORZA STYLE
デヴィット・ベッカムのように装うならこんなアイテムがオススメ
ツィーディーなものやチェックなどが多いアイテムではありますが、ジャケットやコートに多く使用される上質なフランネルをチョイスすることで得も言われぬ品格が生まれます。
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非常にモダナイズされたシルエットとディティールが特徴的。コンパクトでありながら、丸みを帯びた適度なボリュームあるシルエット。立ち襟やカフス、裾リブの幅が大げさではなくモダンな印象を醸し出します。
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こちらのLOOK SEAのインナークルーネックTシャツは、独自に開発した「ダイナミーシルク」生地を使用していることで肌触りが良く、保温性が高く、いつでもサラッと快適性をそのままに、伸縮性に富んで体に絶妙にフィットします。
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ボタンもブラック、ステッチもブラック、パッチもブラック、そしてリベットもブラックと全てを完全なるブラックで統一したモダンな雰囲気が魅力的。ポケット生地や裏の補強当て布、パイピングにはド派手なファブリックなどのユーモラスな一面も見えます。
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