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【連載】九島辰也の CAR STYLE VOL.12 「テスラ モデルX編」

2016.10.14
2016.10.14

”ファルコン”がテスラをさらに飛躍させる

2015年9月29日のアメリカで行われたテスラモデルXの発表会はかなり印象的だった。イーロンマスクのプレゼンテーションに対し、会場からはまるでロックコンサートのように歓声が飛ぶ。ファルコンドアを電動で開けたときはまさに絶頂。拍手と歓声、通常のクルマの発表会とはまったく違う雰囲気のもと行われた。

そのモデルXがようやく日本に上陸したという話。ご承知のとおり日本ではじめての本格的な電気自動車SUVとなる。

では簡単にその中身をお知らせすると、ベースとなる電池を床に並べたプラットフォームはサルーンのモデルSと同じ。複雑な構造を有する内燃機関のフレームとは異なり意外なほどシンプルとなる。つまり背を高くしても重いものが下部に集まっているのがウリだ。よってエンジンを積んだSUVより重心は低いことになる。

 

そして航続距離は業界最高レベル。グレードにもよるが、1回の充電で最大542kmを走れるというから頼もしい。まぁ、それも交通状況や運転の仕方にもよるのでそのまま鵜呑みには出来ないが、既存の電気自動車よりははるかに安心して遠出できそうだ。それに最近は200Vや急速充電ステーションはもちろん、テスラ用充電器“スーパーチャージャー”も増えた。現在全国に11か所もある。今回試乗の目的地にした鶴巻温泉の元湯「陣屋」にも当然充電器は設置されている。通称デスティネーションチャージャーと呼ばれるそれは200V。温泉に入ってのんびりしながら、人もクルマも充電しましょっ!てところだろう。

スタイリングで特徴なのはフロントマスクやテールランプまわりもそうだが、冒頭に挙げたファルコンドアが群を抜く。いわゆるガルウィング的なものだが、ヒンジがかなり天井の中心に近いところにあり、まんま頭上から開く。う〜ん、これは文金高島田にピッタリだ。テスラジャパンは結婚式会場に売り込むべきであろう。

この他には特別なエアフィルターが注目される。宣伝文句は「世界一クリーンなSUV」。モデルXは排気ガスを出さないばかりか、車内も手術室と同レベルのクリーンな空気で満たされる、らしい。これを実現したのは医療用HEPAエアフィルトレーションシステムというもの。イーロンマスクもプレゼンテーションではこの説明に時間を割いていた。バイオウェポンからも守られるそうだ。

そんなクルマをいち早く試乗したのだが、驚いたのはクルマがさらにクルマらしくなっている。歴史ある自動車メーカーではないのに、走らせたフィーリングがいい。具体的にはクルマが小さく感じるほどキビキビ走る。それにモデルSよりも重いはずなのにそれも感じさせない。バッテリーの性能ばかりに話題が及ぶが、モデルXは基本設計がよさそうだ。イーロンさん、侮れませんね〜。

ということで、東京青山か大阪心斎橋あたりのテスラストアで是非ご試乗を。テスラを知ると、なんか得した気分になるから不思議である……。

取材協力:鶴巻温泉「陣屋」

【プロフィール】

九島辰也
モータージャーナリスト兼コラムニスト/日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員/2014-2015日本カーオブザイヤー選考委 員/日本ボートオブザイヤー選考委員/(社)日本葉巻協会会員http://www.tatsuyakushima.com/index.html

 

 

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