独特のラグジュアリー感が息づく、個性的な金無垢時計
夏も終わり、いよいよ金無垢時計の出番。この時期、そんなことを考える方は、良くも悪くも筋金入りの時計好きかと思います(笑)。
そんなワケで今回ご紹介するのは、希少なブレスレット付きの金無垢のヴィンテージロレックスです。
ヴンテージに限らず言えることですが、一口に金無垢の腕時計と言ってもテイストは実にさまざま。
仮に同じデザインの時計でも、ブレスレット付き、あるいはレザーストラップを選ぶかで印象は見違えるほど変わります。
金の色味にしてもそう。細かいことを言うと、例えばこちらに並ぶ3本はすべて18金のイエローゴールドですが、個体ごとに雰囲気にかなりの違いがあります。
ROLEX(ロレックス)の高級機にあたる「DATEJUST(デイトジャスト)」「DAY-DATE(デイデイト)」は、世界中の富裕層にこよなく愛されてきた腕時計としても知られています。
ヴィンテージの金無垢全般に関して共通することは、現行モデルと比べるとだいぶ落ち着いた雰囲気であることです。実際手に置いてみると違いがよくわかるかと思います。
無数に選択肢がある中で、この3本の時計を選んだ理由。それは贅沢な天然石の文字盤にあります。使われている石は、カルセドニー、オニキス、マラカイトの3種類。
これらの文字盤の特徴は、天然石による独特の雰囲気もさることながら、インデックスや目盛りが一切ないミニマムなデザインにあります。これは実用時計であることをモットーに掲げるロレックスでは例外的なスタイルだと言え、独特の美しさを醸し出しています。
価格に関してはヴィンテージゆえ、人気のスポーツウォッチと同じように、時計が持つ人気・希少性に比例します。
いずれもかなり高額ですが、出会いなくしては購入が難しい個体ばかりなので、気になる方はお早めに!
Photo:Yasuhisa Takenouchi
Text: FORZA STYLE