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干場の究極ワードローブ! キーワードは"エコラグ"
第111回 ティンバーランドのイエローブーツ

2016.9.11
2016.9.11

イエローブーツは 干場も驚愕の完成度

ティンバーランドのアイコンでもある「イエローブーツ」は、18歳で初めて出合ってからこれが三代目になります。以来、秋のカジュアルスタイルには、これかレッドウィングのブーツなんです。例えば、たまには美味しいお酒を飲みながら、ハウスミュージックを大音量で聴きたくなったりするじゃないですか。クラブに繰り出すときは、Tシャツとジーンズが定番なのですが、足元はスニーカーよりもブーツのほうがしっくりくるんですよね。

第一に乱暴に履けて、汚れてもそれなりの味わいになる。前から言っている通り、昔からあるもの、定番に惹かれてしまうんですよ。「イエローブーツ」はすでに40年以上の歴史がある世界初の完全防水レザーブーツ。プレミアム フルグレイン ヌバックレザー、厚みのあるラバーソールなど、かつてなかったほどの高次元のクラフツマンシップが一体化することで、瞬く間にブーツの定番になったという伝説をもっています。しかも面白いのは、ファッションとして開発されたのではなく、労働者のための頑強なブーツだったのが、いつの間にやらファッション界を席巻した問いうエピソードも痛快ですよね。

「イエローブーツ」が爆発的人気を呼んだのは、1980年代初頭にミラノでブームになった「パニナロ」でした。これはミラノのヴィア・アグネッロ地区にあるパニーニで有名な人気バール「アル・パニーノ」にたむろするお洒落な若者たちのサブカルチャーでした。そんな彼らのキーアイテムになったのがこのブーツでした。さらに、それ以後もヒップホップカルチャーと密接に結び付き、人気は拡大していきます。そして、ユース世代のインディー精神を象徴するシンボルへと発展していきました。

そんなストーリーも男心をくすぐりますよね。セレブリティも当たり前のように履いているのに、ちっとも気取ったところがない。ドクターマーチンのアメリカ版ともいうのでしょうか。実は昔、イタリアのファッションに目覚めたときに、レザーをこげ茶に染め直して、ソールをグレーソールにして、色のカスタマイズしたこともあったんです。それはそれでよかったんですが、数年経ってやっぱりオリジナルのほうがいい、という結論に達しました。なんでもカスタマイズしなければ気が済まない自分にとって、これはある意味、珍しいこと。それだけ「イエローブーツ」の完成度が高かったということなのでしょうね。

Photo:Ikuo Kubota(owl)
Text:FORZA STYLE

エコラグ-Hoshipedia
「エコラグ」とは、エコノミック・ラグジュアリーの略。economic luxury。極めて経済的だが、上質さやエレガンスは失わないスタイルの意味。「多くの粗悪なものより少しの良い物を」という干場の哲学により生まれた造語。腕時計や靴・鞄、スーツのように長い年月使えるものは高額でも、白シャツや白無地のTシャツのように常に白いまま清潔に着たい消耗品は、高額なものよりもコストパフォーマンスを重視するというスタイル。パテック・フィリップの腕時計やジョン・ロブの靴と、カミチャニスタやデッコーロの白シャツ、GAPの白無地のTシャツは干場にとっては同じ。一点豪華主義とも違う。干場が敬愛するブルース・リー先生が提唱した無駄を排した最短の動き(エコノミック モーション)で相手を倒すジークンドーのように、経済的で盛り過ぎない、かつ無駄のないシンプルで上質なスタイルを指す。

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