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干場の究極ワードローブ! キーワードは"エコラグ"
第107回 ニール バレットのプレーントウ

2016.8.28
2016.8.28

刺激をもらえる デザインシューズです

ニール・バレットがメンズデザイナーを手がけていた時代のプラダが好きで、当時よくプラダのスーツを着ていたんです。いまから20年前ぐらいでしょうか……。ストレッチナイロンの機能素材を使ったもので、仕立てはクラシコイタリア、少しだけモード的な趣がある、みたいサジ加減が気に入って、本当によく着ていました。

最近、またそんな気分になっていて、東京・有楽町の阪急メンズ東京にあるニール バレットのお店にスーツを探しに行ってみたんですね。そしたら、ストレッチナイロンを使った、形がすごくきれいな一着があったんですが、胸ポケットがパッチ式だったため、購入には至りませんでした。パッチポケットだと、どうしてもカジュアルに見えるじゃないですか。

でも、代わりにこのシューズのほうが気になってしまって。というのも、僕がシューズデザイナーの坪内浩さんと一緒にやっている「WH(ダブルエイチ)」というブランドの考え方に、すごく近いものを感じたんですね。ボリューム感とか、コバの張り方とか。もちろん、こちらのほうがぐっとモード的な雰囲気なんですが、履き口の後ろに設置されたフィンガーループも似ていて、それで試してみよう、と思った次第です。

カジュアルなんですけど、ちゃんとしているというか、スーツのハズしにも合わせられるだけの上質さがある。本当に絶妙なんですよね。しかも、履いている本人しかわからない程度に、張り出したコバに鋲打ちしているんですよ。自己満足といわれるかもしれないですけど、こういうのってなんだかうれしいですよね。

勝手に親近感を覚えているだけなんですけど、ニール・バレットはイギリスのデヴォンで3代にわたってテーラーを営む家に生まれたデザイナーなんです。で、僕の実家もテーラー(笑)。皆さんにはまったく関係ない話ですが、そういう生い立ちにも共感して、肩入れしちゃうんですよね。

モードの世界に身を置きながら、クラシックのことをすごくわかっているデザイナーだと思います。トラッドをベースにスポーティな要素や機能性を加えるデザインアプローチも大好きなんです。というわけで、これもなかなかのヘビロテシューズ。WHの次の新作シューズについての構想にも刺激を受けています!

Photo:Ikuo Kubota(owl)
Text:FORZA STYLE

エコラグ-Hoshipedia
「エコラグ」とは、エコノミック・ラグジュアリーの略。economic luxury。極めて経済的だが、上質さやエレガンスは失わないスタイルの意味。「多くの粗悪なものより少しの良い物を」という干場の哲学により生まれた造語。腕時計や靴・鞄、スーツのように長い年月使えるものは高額でも、白シャツや白無地のTシャツのように常に白いまま清潔に着たい消耗品は、高額なものよりもコストパフォーマンスを重視するというスタイル。パテック・フィリップの腕時計やジョン・ロブの靴と、カミチャニスタやデッコーロの白シャツ、GAPの白無地のTシャツは干場にとっては同じ。一点豪華主義とも違う。干場が敬愛するブルース・リー先生が提唱した無駄を排した最短の動き(エコノミック モーション)で相手を倒すジークンドーのように、経済的で盛り過ぎない、かつ無駄のないシンプルで上質なスタイルを指す。

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