もう買い物なんてしないなんて言わないよ、ぜったい〜。
そんな頻繁に記事書けるほど買い物しないっしょ、もう40歳だし…。
なんて言いながら、気がつきゃ大物買い。舌の根が乾かない男ヤナカです。こんにちは。
1976年8月2日生まれということで、いよいよ40代に突入。リアルなFORZA STYLE世代に足を踏み入れるってなことで、もう少しお金の使い方を勉強すべく、「お金」をキーワードにした新書的なヤツを流し読みしてみるも気がつきゃ昼寝…。そんで風呂ザバっと行って洗い流したら、スッキリふりだしに戻ってますが、なにか?
さて、やっと梅雨が明けてセミがビービー鳴きだし、遂に夏がやってきたヤァ!ヤァ!ヤァ!なんて思ってたら、ファッションシーンは既に2016年秋冬モードに突入。新作がちらほらと店頭に並び始めてるんですが、じつは半年前のコレクションをチェックした時から「コレ買わなきゃ」的に欲求なのか? 義務なのか? 自分でも純情な感情、もとい曖昧な感情にさいなまれたアイテムがあったんです。それが、今回ご紹介する「エルメス(HERMÈS)」のスニーカー「マイルス」。
エルメスらしい上質なレザー使い(とにかく柔らかいゴート[ヤギ])といい、この切り替えのデザイン(カカトは恐らくヴォー・バレニア[雄仔牛])といい、絶妙なカラーリングといい、「もう価格なんかどうでもいいから、とにかく買うー!」と心に決めて、店舗に足を運んで我々一生懸命、一生懸命捜しました。そしたら、ねぇお母さん! 見つかりましたよ。しつこいですね…。
「いい靴は素敵な場所へ連れて行ってくれる」なんて言葉にそそのかされちまって、早25年。靴たちは下駄箱という名の小さな世界を飛び出し、我が家の至る所を侵食し始めていますが、そんなのはお構いナシ。40歳まで泥水飲みながら頑張った自分へのご褒美♥なんて、得意の言い訳を添えて、我が家に連れて帰りましたとさ。その日からずっと嫁が不機嫌なのは気づかないことにします。てへ。
じつは、こんな大物以外にもセールで救出的に買ってきたアイテムもあります。まずはパンツ。
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この秋冬は裾がリブになったスウェットのようなパンツが穿きたくて、ぼんやり目をつぶり気味に探していたんですが、なかなか良いものには出会えず…。シルエットがとにかく重要ですし、上質なものじゃないとパジャマみたいに見えちゃう。そんなときバーニーズ ニューヨークで出会えたのがイタリアの雄「G.T.A」のGIORGIOでした。
コットンストレッチで柔らかくて、履き心地も抜群! ただ、ジャストで穿くとどうしてもパッチ感が強いんですよ、股間のアピール度も強くなるし…。なので2サイズ上げて、ゆったりめに穿くことにしました。
最後は、「ボッテガ・ヴェネタ」のデザイナーを務める「トーマス・メイヤー」のポロ。
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じつは、胸にドーンって入ってるロゴや刺繍がなんとも苦手で、どこのブランドか説明しないと分からないくらいが丁度良い。そんなワガママにきっちり応えてくれながら、若き日のモッズ心にもチクチク響く、襟と袖のパープルのラインも堪ランチ! こちらもセールで半額。1万円程度まで下がっていたので、迷うことなくモンスターボールを投げつけて、ゲットだぜ!してきました。
さぁ、いよいよ明日から40代。気を引き締めて、財布の紐もキューっと引き締めて、臨んでいく所存であります。ピシっ! さて、銀座にでもぶらり散歩に出掛けますかね。。。
Photo:Riki Kashiwabara
Text:Ryutaro Yanaka