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BUSINESS Special Talk

GENKING インタビュー "欲しいものは全て手に入れてきた、今誰よりもイケてる自信がある”

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THE FASHION ADVENTURER

昨年彗星のごとくデビューし、目の覚めるような美貌と親しみやすいキャラクターでたちまち日本中を虜にしたタレント・モデルGENKING。
今年はティファニーとタイアップした話題のドラマ「せいせいするほど、愛してる」にレギュラー出演を果たすなど、まさに飛ぶ鳥を落とす勢いだ。
どんなファッションも自分のモノにし、さらにオリジナリティを加えて独自のスタイルを築き上げている彼は、まさに次世代のファッションアイコンと言っても過言ではないだろう。
そんなGENKINGへのインタビューは、「自分の哲学」を貫くことの重要性を気づかせてくれた。

—今回は「ファッションアドベンチャー」というテーマで撮らせていただいたのですが、GENKINGさんのファッションは自由自在でまさにアドベンチャーですよね。

うん。去年の3月にデビューして、キャマタンをカミングアウトしてたけれど、去年はボーイッシュというかカッコいいユニセックスな服装しかしてなかった。でも今年からはスカートを履いたり、今回みたいにバンダナをしたり、性別にとらわれない格好…本当に自分がしたい服装ができるようになったと思う。

—どんなスタイルもモノにできていますが、大事にしているバランス感はありますか。

なんでもトゥーマッチにならないように気をつけてる。メンズっぽいスタイリングにはシャネルの小物を合わせたり、ボディコンのワンピにはあえてメンズのスニーカーを合わせて強めストリートっぽく仕上げてみたり。
あとスカート丈はひざ下って決めてます。ロング過ぎず、短すぎず。ひざ下丈にはスニーカーもヒールも絶妙にマッチする。

Top: WS HOODIe(OKS718)¥13,000 Bottom: WS SWAET PANT(OKP740)¥12,000 Shoes: Onitsuka Tiger×ANDREA POMPILIO 「DINGHY」(TH6J2L)¥18,000 上の画像ともにすべてオニツカタイガー
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—今一番興味のあるスタイリングは?

LAのカルチャーや音楽が好きだから自然とそういう影響を受けてる。メンズライクな格好をするときはカニエウエストの音楽にインスパイアされたスタイリングをしてみたり、女の子っぽいスタイリングはキムカーダシアンをイメージしてみたり。あと、今気になっているカラーはネオンやターコイズ、ベージュかな。

T-SHIRT:(OKT501)¥4,900 Bottom: WS SWAET PANT(OKP740)¥12,000 すべてオニツカタイガー
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—撮影中、Tシャツを腰巻きにしていて、「ウエスト細!」ってビックリしたのですが、その完璧なボディラインを保つために心がけていることは?

恋愛対象はノン気の男の子だから、普通の女の子よりも人一倍頑張らないとダメだっていう自負があるんです。だからボディラインの少しの変化にも厳しくなれる。ヘソ出しスタイルを意識的に取り入れて、”出せないおヘソ”にならないようにプレッシャーをかけてる。
それと美容にいい食べ物だからって必要以上に食べたりするのもダメ。痩せたいなら食べすぎない。毎日体重計にのって管理する。これは鉄則。

—人生のアドベンチャーについておききします。GENKINGさんにとってずばり冒険とは?

「GENKING」そのものが冒険。今までも、今現在も、当然色んな戦いがあったり、山あり谷ありで…生きているそのものが冒険なんです。
キャマタンということで人一倍悩みも多かったし、自分で自分のことを認められてなかったと思う。今、カミングアウトした去年と比べて確実に強くなってるし自信がある。吹っ切れたんだと思う。

Top: WS HOODIe(OKS718)¥13,000 Bottom: WS SWAET PANT(OKP740)¥12,000 すべてオニツカタイガー
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ーこれから挑戦したいことはありますか?

LAが好きで将来LAに移住したくて拠点をつくるように頑張ってる。でも今は日本にいるから「日本でいかにLAっぽく暮らすか」をテーマにしてる。
一回の人生だから、やりたいと思った事をちゃんと形にしたいんです。

—人生で大事にしていることはなんですか。

LOVEを大事にしてる。彼氏やベストフレンド、家族とか大切な人、自分にパワーをくれる人を大切に。人生でやっと出会えた人たちに関われることが幸せだし、その人たちがいるから自分が頑張れてる。そんな人たちへのLOVEを大切にしていきたい。
あとは、自分のライフスタイルやセクシャリティに自信をもっていきたい。モデルとしてもTVパーソナリティとしてもプライドをもって仕事をこなしたいし、男性も女性も演出できるっていうのは自分の長所だと思ってる。「オカマなのにすごい」って思われたい。

—確かに、日本でキャマというとキャラクター売りの方が多いような気がしますが海外、特にアメリカでは美容関係を始め、いろんな職業でゲイの方々がプロフェッショナルとして尊敬されてますよね。

そう。僕も好きでこの性別になったわけじゃなくて、生まれつきこうだったというだけ。この倒錯を戻せるなら戻したいって思った事もある。でもムリじゃん。人生は長い。すぐ死ねるかと言えばそうでもないし。
だったらイケてると思われたほうが勝ちじゃん?
だから考え方を変えて、「誰もがうらやむ人生を送りたい」って。さっきも言ったけど好きでこの性に生まれたわけじゃないから本当にすごく悩んできた。だから、その分頑張りたいし頑張ってる。その結果、欲しいものは何でも手に入れてきた。人一倍頑張ってきたから。「やっぱオカマだよね」ってあざ笑われたくないんだ。
GENKINGをDISる声もたくさんあるけど、僕はそんな“DISる奴ら”より何倍もイケてる自信がある。GENKINGはマジでKINGだって胸を張って言えるよ。
これからも大きな夢をかなえられるようにもっともっと強くなっていけると思う。

Pofile:
ゲンキング
世界でユーザーが3億人を突破した人気の写真共有SNS「instagram(インスタグラム)」で、謎の美男子として話題のGENKINGが遂に活動を開始。フォロワー数は90万人超。度々有名人のinstagramにも登場するなど幅広い交友関係も注目を集めている。
現在TBS火曜ドラマ「せいせいするほど、愛してる」出演中。

Photo: Sebastian Angel
Interview & Text: makiko

 <FORZA STYLE編集 makiko>
山本真紀子(やまもとまきこ)早稲田大学卒。某メガバンク総合職退職後、株式会社JunoJapan設立。アパレルブランドPR等ファッション関連ビジネスを経て、ライフスタイルマガジン「ADVENTURE KING」編集長(2012〜現在)/女性誌「MARIA oriente」編集長。趣味ランニング、飲酒。旅とワインをこよなく愛する冒険野郎。
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