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干場の究極ワードローブ! キーワードは"エコラグ"
第99回 ビルケンシュトックのサンダル

2016.8.3
2016.8.3

足に形に合わせて変形する 格別な履き心地です

間もなく、この連載も100回目。第99回目は、ビルケンシュトックのサンダルです。これはどちらも10年ぐらい前に買ったもの。古代ギリシアのサンダルからインスパイアされて誕生したビルケンシュトックの代表モデル「GIZEH(ギゼ)」です。トングサンダルとしては、いちばん人気のモデルのようで、肌の見え方が気に入ってこれにしました。ストラップが少し華奢なのがいいんですよね。でもまあ、最初のビルケンシュトックを買ったのが20歳ごろだったので、随分といろんなモデルを経験しています。「ATHEN(アテネ)」「BOSTON(ボストン)」「ZURICH(チューリッヒ)」も履きましたね(笑)。

「デザインはしていない、自然がつくり上げた」とは、サンダルの生みの親=カール・ビルケンシュトックの自然のフットベッドを振り返ったときの言葉。人の足型にストレートに向き合うことで、必然的に生まれた形だといいます。1900年代当初、木製や金属製のフットベッドが常識だったときに、革新的なコルク×ラバー製のブルーフッドベット®を開発。これをもとに、60年代初頭にサンダル第一号が生まれたそうです。

ビルケンシュトックのサンダルは履き込むことで、自分の足の形に合わせて変形していきます。そうやって足になじんだ特別な一足を少しでも長く履いてほしい、という思いから、自社で修理工場をもっているのも素晴らしいですよね。修理はビルケンシュトック専門の職人が一足一足、丁寧に行うそうで、まさにエコラグの考え方そのものです。

話が逸れましたが、僕はなんでもカスタムしたくなる性分でして……。この二足も一度、本来のラバーソールを剥がして、10ミリと7ミリのソールをダブルで貼っています。さらに通常、ビルケンシュトックのサンダルはソールがフラットな形状なのですが、歩きやすくするために、中野ブロードウェイにある靴のメインテナンス店「ミスターエマ」と相談して、つま先部分を少し削ってもらったのもポイントです。以前、もっと厚底にしたこともありましたが、いろいろ試した結果、履きやすさの点でここに落ち着きました。茶のほうは週末とプールに行くとき、シルバーは海に行くときに愛用中です。

Photo:Ikuo Kubota(owl)
Text:FORZA STYLE

エコラグ-Hoshipedia
「エコラグ」とは、エコノミック・ラグジュアリーの略。economic luxury。極めて経済的だが、上質さやエレガンスは失わないスタイルの意味。「多くの粗悪なものより少しの良い物を」という干場の哲学により生まれた造語。腕時計や靴・鞄、スーツのように長い年月使えるものは高額でも、白シャツや白無地のTシャツのように常に白いまま清潔に着たい消耗品は、高額なものよりもコストパフォーマンスを重視するというスタイル。パテック・フィリップの腕時計やジョン・ロブの靴と、カミチャニスタやデッコーロの白シャツ、GAPの白無地のTシャツは干場にとっては同じ。一点豪華主義とも違う。干場が敬愛するブルース・リー先生が提唱した無駄を排した最短の動き(エコノミック モーション)で相手を倒すジークンドーのように、経済的で盛り過ぎない、かつ無駄のないシンプルで上質なスタイルを指す。

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