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サトシーノ日記、イタリア出張番外編!
「干場編集長行きつけのレストラン」

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人生初のイタリアで右も左もわからぬ私……。干場編集長に7日間ずっとアテンドしていただいてたのですが、一番の思い出となったのが、ミラノので連れて行ってもらったこのレストランです。

干場さんが、イタリアに来た際、大切な人を連れていくという、その特別なレストランに、私とMADUROのつっくんをわざわざ連れて行ってくれたのです!日本人はほとんど誰も訪れないという、離れた場所にその場所はありました。お店の名前は、Ristorante Charmant。

「おー干場!良く来たな!」まるで実家に帰ってきたように、優しい表情で抱きついて迎え入れてくれた、ぽっちゃりお腹のおじさま。干場編集長が信頼をおく、超上手い料理を出してくれるオーナーシェフだ。

「今日はどれにする?」どーんっと、今日採れたてホヤホヤの魚介類をテーブルまで持ってきてくれました。こんな魚は、瀬戸内海では見られない〜。美味い魚は散々食べてきましたけど……これはかなり楽しみ!!


出てきたのは、オリーブオイルたっぷりに粗塩が少々かかった新鮮なカルパッチョ!しかし、「新鮮な生魚は、刺身に決まってるだろう!島育ちなめんじゃねー!」……。そんな私の心の声をたった一口食べて、ノックアウトさせられました。な、なんじゃこの美味さ!!!

島でも食べた事ないほど身がプリプリなエビ。そして、芳醇な香りのオリーブオイルが魚の旨味が口の中で合わさって、溶けるようなエロ〜い味になるんです!さらに、白ワインを一緒に飲んだら……もう昇天(涙)。


そして、このキンキンに冷えた生の牡蠣にはまぐりの食べ方を教えてもらいました。レモンをぎゅーっと絞って、その上にオリーブオイル、そして塩、こしょうを加える。これを一口でパクッといただくんですが……。

実は、私地元で10年以上も前に生牡蠣にあたってしまい、それ以来生牡蠣が食べられなくなっていたんです。牡蠣にあたると、夜中、吐き気に襲われ、一日中点滴を余儀なくされるほどのパンチ力。実際、急性アルコール中毒で運ばれたことが、何度か経験のある私ですが、正直牡蠣に当たったときの方がキツかった……。しかし、不思議とこの時、この牡蠣を食べて食中毒になっても本望だ。そう思えるほど絶品の牡蠣でした!地元の島の牡蠣をさんざん食ってきましたが、こんな食べ方は初めてだし、ワインと一緒に食べたのも初めてでした。地元に帰ったら、島のみんなに教えてあげよう、この食べ方は発明だ!

魚介類のエキスがたっぷり入った平麺パスタも、生まれて初めて食べる味でした。特に、エビと帆立のうまみのハーモニーが最高!(写真ブレブレですみません)

余った汁にバケットをつけて食べると2度美味いんです!

「人生はたった一度きり。俺もお前もいつ死ぬかわからないんだよ。死んで天国なんてないんだ。生きて、こうして大切な人と最高に美味いものを食べている今この時間こそ、本当の天国なんだよ。」

干場さんが10年前に、イタリアに来ている時に、お父様が倒れられたらしく、その時の事を聞いて、自分も丁度10年前に親父を事故で亡くしたのとがリンクして、さまざまな感情がこみ上げてしまった。こうして、イタリアに来る夢を叶えてくださったこと。大切な友達と一緒に、特別な場所に連れてきてくれたこと……。感無量とは、まさにこのことだった。

いつ死ぬかわからない、だからいつ死んだって良い。そう思えるように、好きなことを情熱を持って日々暮らしていれば、神様はこんなご褒美を与えてくれるんだ。

そして、続けて干場さんはこう告げました。

「俺も同じように、ずっと尊敬するたくさんの先輩に可愛がってもらったんだよ。だから、お前たちも俺がやってることを、必ず後輩にしてやってほしい。約束だよ」

干場編集長のもとで働けて本当に幸せものだと、つくづく感じます。

「必ず、いつか干場さんと一緒に仕事がしたいです!それが夢なんです!」

「そうだね、いつかできたら良いね」

5年前広島にいるとき交わした何気ない会話は、思い続けて行動することで、今叶っています。


夢というのは叶えれば、必ず次の夢へ繋がっているんです。イタリアに来ることだって夢のひとつでした。

次回は、FORZAチームみんなと一緒にまたこの場所へ必ずもどってきます。その夢に向かって、また全力でこの半年走り抜けるぞ!


 







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