世界中からオシャレ猛者たちが集まる、メンズファッションの見本市『PITTI UOMO（ピッティ ウォモ）』。編集部員のサトシーノがナンパしてパパラッチした女性たちの着こなしのポイントを、干場編集長のコメントと共に紹介します！ 今年のSS、果たして一番素敵な女性は誰なのか……。女性読者のみなさま、今季の着こなしの参考にして下さい。
【デニムシャツは辛口コーデがイタリア流】
干場コメント：「普通でいいのよ、普通で」をテーマにしている『FORZA STYLE』編集部としては、引き算していたり、さらっとシンプルな大人の着こなしをしている人を探していたんですよね。と、思っていたら、いました、いました（笑） この女性も、実にイイ感じ。かわいい。しかも美人です。ということで100点。間違いなく100点です！！！
って早ぇ〜。採点早すぎでしょ。全然着こなし見てないし……。男性の採点はやけに辛口なのに、女性の採点はやけに甘すぎ。す、すいません、失礼しました。ついつい、綺麗な女性だったもので。お許しを！ ということで、気を取り直して〜、着こなしについてなんですが。なんといっても、ポイントはこのデニムシャツ。袖口のボタンははずしつつ、しかも裾は外出し。なんかリラックスしていていいのです。
ボトムスは、カーキのパンツをロールアップしつつ、そして見てください、この靴。バレーシューズ。なんて、かわいいんでしょう。カフェやBARでお茶しつつ、こんなつま先で「ねぇねぇ。こっち向いて。Kissしない？ ねぇねぇ〜ったらぁ〜♥」ってツンツンされたら、誰だって落ちるでしょ。あっ！、ツンツンじゃなくて、チュウチュウでしたね。ねずみだから。って、そんなの、どっちだっていいし！ ですよね。ついつい妄想してしまいまして……。イケナイ、イケナイ。ということで、とにもかくにも、このかわいいバレーシューズがポイントなんです。にも関わらず、サングラスは、目が見えないレイバンのブルーのミラーレンズのティアドロップという辛口の選択。
いや〜、実にウマいですね。靴で甘さを見せときつつ男を近寄せつつの、実際の目は見せない。これは、完全に、エロサバの上級編、SMエロサバのアメとムチのテクニック。しかも、オスカル・フランソワ・ジャルジュみたいな、風に揺れる優雅なブロンズヘアー。って、誰だよ、オスカル・フランソワ・なんとかって（笑） すいません、『ベルサイユの薔薇』に出てくる、僕の一番好きな女性です。って、全然、関係ないし。す、すいません。ま、いずれにしても、恐るべし、イタリア女性。
ということで、ちょっと辛口ですが干場的には100点。なんでやね〜ん、甘過ぎでしょ！ 女性に。
Photo,Text：Satoshi Nakamoto
