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サトシーノ日記 Vol.2

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11.14(月)

こんばんは、サトシーノです。

2年前、初めて見て衝撃を受けた速水御舟の「炎舞」。昭和52(1977)年に重要文化財に指定され、御舟の最高傑作として、評価の高い作品として有名ですが……。山種美術館で、今「速水御舟の全貌」という特別展が行われていたので、再び見に行くことにしました。

2年ぶりに対峙した「炎舞」。その神々しい炎と、恐ろしいまでに深い暗闇の間を舞う蛾は、まるでこの世とあの世を結ぶ天使のよう。人生や仕事に行き詰まるとき、この絵がいつも心の芯を暖かめてくれる。我の飛ぶ羽の音と、炎がバチバチと燃える音が聞こえる……。そして、御舟の言葉を思いだす。

「はしごの頂上に登る勇気は貴い。更にそこから降りてきて、再び登り返す勇気を持つものは更に貴い。大抵は一度登ればそれで安心してしまう。そこで腰を据えてしまうものが多い。登りえる勇気を持つものよりも、更に降りえる勇気をもつものは、真に強い力の把持者である」。(速水御舟)

常識をぶっ壊す、自分にしかできないことを模索する。驚きと喜びが同時にやってくるような。そんな瞬間を追い求めていたい。脳が深呼吸できる時間が持ててよかった!

今、美術館の中にあるCafe 椿では、速水御舟の作品に見立てた和菓子を抹茶とともにいただくことができます。見終わったら、ぜひ立ち寄ってみてください!

山種美術館 

速水御舟の全貌  2016年10月8日(土)~12月4日(日)
時間:午前10時~午後5時(入館は午後4時30分まで)
休館日:月曜日(但し、10/10は開館、10/11は休館)
入館料:    一般1200円(1000円)・大高生900円(800円)・中学生以下無料

最近、すごくはまっている米津 玄師。
今夜も眠れないからこの歌を聞きながら目をつぶる。おやすみなさい。

「アイネクライネ」

 



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