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干場の究極ワードローブ! キーワードは"エコラグ"
第86回 ペンハリガンの香水

2016.6.14
2016.6.14

20年前から愛用する 英国王室御用達の香り

確か20年前だったと思います。ミラノ市内を散策中に、ふと立ち寄った店でこの瓶を見つけ、その圧倒的に品のいい香りにノックアウトされてしまったのがペンハリガンとの出合いでした。

ペンハリガンは創設者のウィリアム・ペンハリガンが1860年代にロンドンのジャーミンストリートに開業したバーバーがルーツです。1872年に初めての香り「ハマン ブーケ」を発表しましたが、これは当時、同じ通りにあったターキッシュバスのスチームと硫黄の香りにインスパイアされたもので、奇抜なものがもてはやされていた時代を象徴するアイデアでした。

ウィリアムのデザインによる透明のガラスにボウタイをあしらった香水瓶に入った香りは、いまもなおイギリス国内でつくられ、手絞りのベルガモットやゴールドよりも高価なジャスミンなど、上質で希少な香料を使っています。

僕が愛用しているのは、1902年に発表された「プレナム ブーケ」。これは英国オックスフォードシャーにある、マルボロ公爵がかつて暮らしていたブレナム宮殿にインスピレーションを得て誕生した香りで、パンハリガンを代表するロングセラーになっています。シトラスが爽やかに香る若々しいヘッドノートから、針葉樹と森の香りが広がるウッディーで落ち着いた香りへと変わっていきます。ちなみに、マルボロ公爵の子孫であり、そこで生まれたチャーチル首相もお気に入りだったそうです。

ペンハリガンの「プレナム ブーケ」は、時代を超えて紳士たちに愛されてきた男性用フレグランスの名品。控えめでありながら、気品があり、どんなシーンにも美しく調和します。そう、香りは控えめであることも大切。そのほうが落ち着いた印象で、相手にも安心感を与えますからね。ということで、スーツ姿のときは、だいたいこの香りなんです。「落ち着き」と「安心感」。大人だからこそ大切にしたいキーワードを、この香りは内包しているのです。ぜひ使ってみてください。

Photo:Ikuo Kubota(owl)
Text:FORZA STYLE

エコラグ-Hoshipedia
「エコラグ」とは、エコノミック・ラグジュアリーの略。economic luxury。極めて経済的だが、上質さやエレガンスは失わないスタイルの意味。「多くの粗悪なものより少しの良い物を」という干場の哲学により生まれた造語。腕時計や靴・鞄、スーツのように長い年月使えるものは高額でも、白シャツや白無地のTシャツのように常に白いまま清潔に着たい消耗品は、高額なものよりもコストパフォーマンスを重視するというスタイル。パテック・フィリップの腕時計やジョン・ロブの靴と、カミチャニスタやデッコーロの白シャツ、GAPの白無地のTシャツは干場にとっては同じ。一点豪華主義とも違う。干場が敬愛するブルース・リー先生が提唱した無駄を排した最短の動き(エコノミック モーション)で相手を倒すジークンドーのように、経済的で盛り過ぎない、かつ無駄のないシンプルで上質なスタイルを指す。

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