【婚活道場】女のプロが「ユルフワ美女なのに変態・隙だらけブリっ子女」に物申す！

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まい子：日本バージョンだと、東京に住みたいのでお金がかかるので、世帯年収1000万円はないとダメですねぇ〜。私が年収400万円稼ぐとして、相手には年収600万円以上稼いでほしいですぅ〜。

年収600万円以上の男なんて、ほぼ、いない！

川崎：あのね、年収600万円以上の人って、そんなに存在していないんですよ、知っていました!?

まい子：そうなんですかぁ〜？（泣）。

川崎：そうですよ。年収600万円だなんて、25歳〜35歳のわずか3.5％しか生息していないんですよ。そんなレッドオーシャンを狙うのは大変なことよ。だって、そういう男性を狙っている、「読モ」とか「サ◯バーエージェントの美女」と同じ土俵で戦わないとダメなんですから。

まい子：読モ!? サ◯バーエージェントの美女!? それは、大変ですぅ〜...（泣）。

川崎：で、海外バージョンは？

まい子：海外バージョンだと、お金はいらないんです☆ 海外だったら、大好きなだけの彼とのんびり、愛し合って生活していけたらいいなぁ〜☆

川崎：なんだかよく分からないけれど、極端ねー！

第一志望は、東京で世帯年収1000万円〜

まい子：そうなんですぅ〜。でも、「第一志望」は東京で世帯年収1000万円以上の結婚なんですぅ。だから、婚活サイトにも登録していて、頑張ってるんですぅ〜。

川崎：成果はでていますか？

まい子：それが、いっぱい男性から連絡はきてお会いしたりするんですけどぉ、ハズレばかりなんですぅ〜。やっぱり、ユルフワ女子だと勘違いされてしまうんですよぉ。「お料理が好きです」とか書いているからかもしれません〜...。

川崎：それは、マッチングしませんよ。今後、婚活サイトのプロフィールでは、「変わった女」「珍味」だということを案に示すような文言を入れるべきですよ。

まい子：「バックパッカーです」とか、「昆虫食べたことあります☆」とかですかね〜？

婚活サイトのプロフィールはキャラを偽るべからず

川崎：そうそう！ 本来のまい子さんらしいエッジを立てておけば、珍味好きがやってきます。珍味好きな男性は、ファッションだのなんだのと、とやかく言いませんよ。まい子さんみたいな女性は、巻き網漁より一本釣りで！

まい子：そうなんですねぇ〜！

川崎：だから、ちゃんと自分が「珍味な女だ！」ということを、早い時点で男性にお伝えすること。とにかく、まい子さんの場合はこれが大切ですね。

まい子：わかりましたぁ〜。たしかに、「珍味で面白い女」だと面白がってくれるような男性が好きですぅ〜。

川崎：他に、男性に求めるものは？

まい子：私の行動について、とやかく言ってこない人がいいですねぇ〜。一緒に居て面白い人で、私をマイペースでいさせてくれる、珍味でいさせてくれる男性がいいですぅ〜。

川崎：じゃあ、分かったじゃない！ あなたはきっと、面白さの感性が合う人じゃないと、やっていけないんだと思いますよ。そして、珍味であるあなたを受容して、面白がってくれるような感性の人。

まい子：たしかにそうですねぇ〜！ 自分で、今まで自分の好みについて気づいていませんでしたぁ...。

川崎：自分が人生において何を大切にしているか、何を重要視しているかをきちんと考え、周囲の友達や男性に流されてそれを忘れちゃダメよ。自分の気持ちに対して正直じゃないと幸せな結婚は難しいですよ。

まい子：でも、そういう男性なかなかいないんですよ～。

川崎：なるほど。じゃあ、まい子さん、勇気を持って顔出してみない？ここは男性が多くみているから、一般公募しましょう。

まい子：ええええええええぇ〜！

川崎：結婚したいなら、ありとあらゆるルートを使いましょう。

まい子：本当ですか!! じゃあ、勇気出してみますぅ～。

川崎：よし！よく言った！

まさかの、まい子さん、顔出し!?

まい子：で、でも、化粧直ししていいですかぁ〜？

川崎：口紅ぐらいでいいんじゃない？ 化粧直しばっちりしたら、またユルフワを支配したい男たちがワラワラやってきておんなじことになりますよ。

まい子：そうですねぇ！ はぃ、頑張りますぅ。ありがとうございますぅ〜。

川崎：我こそは珍味好きという独身男性の皆さん、まい子さんは、「こんな美女ですが中身は変わり者」「少々ものぐさですがくせになる味」だと言うことを私が保証いたしますので、どしどしご応募くださいね♪
（※期間限定のお顔公開であったため、モザイクにさせていただきました。）

川崎：...どしどしご応募くださいね♪

＜結論、まい子さんは、結婚できる!?＞

結婚できると思います。自分のキャラを男性にわかりやすく説明し、見た目やしゃべり方は女の子っぽいけど、「私は珍味です！」ということを、しっかり男性に分かってもらい、それを受容し面白がってくれる男性を好きになることができたら、きっと素敵な結婚ができると思いますよ。

Text：Yuko Nishiuchi
Photo：Mitsutoshi Watanabe

 

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【川崎貴子 プロフィール】
1997年に女性に特化した人材コンサルティング会社、株式会社ジョヤンテを設立。経営者歴19年。女性の裏 と表を知り尽くし、人生相談にのりフォローしてきた女性は1万人以上。婚活結社「魔女のサバト」主宰。「女のプロ」「黒魔女」の異名を取る。10歳と3歳 の娘を持つワーキングマザーでもある。著書に、『結婚したい女子のための ハンティング・レッスン』（総合法令出版）、『愛は技術 何度失敗しても女は幸せになれる。』（KKベストセラーズ）『私たちが仕事を辞めてはいけない57の理由』（大和書房）『上司の頭はまる見え。』（サン マーク出版）など。
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