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色気で女を翻弄しながらも、人生を悩み続けた男
これまで誰も描けなかった画家“竹久夢二”の真実がここに

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人間・竹久夢二の本質に迫る 映画「夢二~愛のとばしり」が7月30日より公開

数多くの“美人画”を残しており、その抒情的な作品は「夢二式美人」と呼ばれ、大正ロマンを代表する画家の竹久夢二。

日本で最初の“ポップアートアーティスト”ともいわれる彼の作品は、誰もが一度は目にしたことがあるのではないでしょうか。

美しい「美人画」を描き続けた画家「夢二」の人間、そして男性としての生涯はどんなものだったのか?

今回ご紹介したい作品は、7月30日よりシネ・リーブル池袋ほか、全国順次ロードショーが決定した映画「夢二~愛のとばしり」。これまでにも「夢二」の映画は数多く制作されてきましたが、多くは彼を巡るある種の幻想の物語でした。

しかし、生誕130年記念に制作された本作は、これまで誰も描けなかった人間・竹久夢二の本質を浮き彫りにする新たな「竹久夢二物語」なのです。

夢二が生きたロマンあふれる時代を再現しながら、「美人画」のモデルとなった妻・たまきとの憎愛と決別...そして崩壊。最も愛した女・彦乃(しの)との逃避行と死。

最後のミューズ・お葉との出会いから再起へ...、彼の迸りに翻弄される女達の心情を深く掘り下げていきます。

現実的な日常にどこか不満を抱く芸術家として、自分との葛藤に筆の進まない日々を送りながら、一方では男として妖艶な色気を放ち続けた夢二。日々仕事に追われ葛藤しながらも、積み重ねてきた経験と実績で素敵に洗練されていく40’Sにとっては、時代が違えども共感できる部分もあるのでは?

“竹下夢二”の真実を探しに、是非劇場へ。

Text : Akiko Uehara

『夢二~愛のとばしり~』
Ⓒ 2015映画「夢二~愛のとばしり」製作委員会
【出演】
駿河太郎、小宮有紗、加藤 雅也 黒谷友香ほか
監督・脚本:宮野ケイジ
原作:野村桔梗『竹久夢二のすべて』(駒草出版)
メインテーマ曲:mayo「always love you」(ドリーミュージック)
上映時間 :104分
公式HP:http://yumeji-ai.jp/
夏、シネ・リーブル池袋ほか全国順次ロードショー

【ライター:上原亜希子】 神奈川県出身。学生時代にアメリカ留学後、大手電機メーカーに就職。その後外資系コンサルティングファーム勤務を経てパリへ3年間の留学。結婚を機にパリからアメリカへ拠点を移し、フランス・アメリカそれぞれの国の美味しい食べ物、美しい女性・男性を見て国際感覚を養う(笑)。 帰国後にフリーライターとして活動開始。趣味はテニスとお喋り。話しながら喜怒哀楽に大忙し。


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