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TRAVEL 彼女と行きたいコスパ宿

第22回 諏訪湖の趣を2人で。
湯けむりの先に広がる、一幅の“絵”のような諏訪湖の趣

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四季を慈しむぬくもりの湯宿 長野県「上諏訪温泉 油屋旅館」

十二支の「寅」と「申」の年に行われ、天下の大祭として有名な「御柱祭」(おんばしら)。今年4月に行われた、長さ約17m、直径1m余り、重さ約10トンの巨木である“御柱”を山から里へ曳き出すダイナミックな「山出し」の様子をニュースで目にしたという方も多いのでは?

今回、2人をお迎えするお宿は、老舗旅館「上諏訪温泉 油屋旅館」。「御柱祭」という神事を司る全国各地の諏訪神社の総本社であり、国内にある最も古い神社の1つでもあり、パワースポットとしても有名な「諏訪大社」まで車で約15分の距離にあります。信州一大きな湖「諏訪湖」湖畔の温泉街に佇む、創業100年を超える伝統の風格をじっくりと味わっていただきましょう。


落ち着いた色調で整えられた“ロビー”は創業100年を超える伝統と風格によって敷居が高くなってしまうのではなく、ほっと一息つきたくなるような安心感をもたらし、優しく迎えてくれます。


本日お二人が宿泊する客室は、新館の「今心閣」と本館の「昔心閣」に分かれています。昨年のリニューアルで本館「昔心閣」4階の客室7室を含むフロア全体の改装が行われ、新客室「レトロモダンジャパニーズ」が誕生しました。デザインコンセプトは“レトロモダン”。10畳の室内にはレトロなペンダントライト等を採用。本格子などに見られるデザインの規則性のように、日本の伝統建築様式における計算された美しさをベースに、明治以降、時代に先駆け発展した製糸業や精密機械工業に代表される諏訪地域が有する先進性を表現しています。さあ、格子窓を開けてみて下さい...。

諏訪湖が一望できるこちらのレトロモダンなお部屋から見る、朝と夕方の諏訪湖の美しい景色はお二人に絶対見ていただきたい絶景です。


「このお部屋の反対側になってしまったら...もしかして道路しか見えないとか?」いいえ! 諏訪湖を見渡す部屋、雄大な北アルプスを望むお部屋、中庭に面したお部屋と多様な設えは、開放的な空間で諏訪地域の美しい景色を存分に楽しむことができるのです。


絶景をゆっくりと楽しんでいただける場所はもう一つ...そう、露天風呂です。今心閣7階にある展望露天風呂「天空の湯」は、諏訪湖を一望できるのはもちろんのこと、遠く北アルプスまでをも眺望できるのです。湯けむりの先に広がる絶景はまるで一幅の“絵”のようで、手を伸ばせば全てに触れることが出来そう。四季それぞれの風を全身で感じ、美しい自然豊かな景色を見ながらゆっくりとお湯に浸かる事ができるのです。

景色だけではありません、同宿では上諏訪温泉でも珍しい自家源泉を保有しており、自家源泉に七ツ釜温泉も引き合わせ、泉質も自慢の1つなのです。


すっかり心も身体もリラックスしたお二人を次に待つのはお食事。長野を代表する地産ブランド食材である「信州プレミアム牛」の陶板ステーキ会席や、「信州ポーク」のしゃぶしゃぶ会席、飼育方法にもこだわった「ぎたろう軍鶏」の鍋会席など、地元の素材をふんだんに使った会席料理があり、様々なスタイルで諏訪地方の季節を楽しむことが出来るのです。

季節を愛で、山野草や草花のようにさりげなく人に寄り添うようなもてなしとしつらいの、ぬくもり溢れる滞在が2人の疲れを癒します。そして、夕暮れ時の諏訪湖の湖面が、黄金色に輝く幻想的な風景が2人に明日へのパワーをチャージしてくれるはず。東京から電車で約二時間の丁度いい距離なんですもの、気軽に足を運んでみては?

Text : Akiko Uehara

【上諏訪温泉 油屋旅館】
所在地 :〒392-0027 長野県諏訪市湖岸通り3-4-16
電 話 : 0266-52-2222
ホームページ : http://www.aburaya-ryokan.co.jp/

【ライター:上原亜希子】 神奈川県出身。学生時代にアメリカ留学後、大手電機メーカーに就職。その後外資系コンサルティングファーム勤務を経てパリへ3年間の留学。結婚を機にパリからアメリカへ拠点を移し、フランス・アメリカそれぞれの国の美味しい食べ物、美しい女性・男性を見て国際感覚を養う(笑)。 帰国後にフリーライターとして活動開始。趣味はテニスとお喋り。話しながら喜怒哀楽に大忙し。


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