棚橋の「疲れたことがない」は本当なのか!?
棚橋:ええ、疲れたことないです。疲れって何かが分からないですね。え、干場さん、疲れるんですか?
干場:疲れますよ(笑)! さすがに43歳ですからね。
棚橋:いやいや...でも、実のところを言うと、こんな名言が有名になってしまったせいで「疲れた」と弱音を吐けなくなってしまったんですよ(笑)。僕、「疲れられない十字架」を背負ってしまったんです...。
干場:お疲れ様です。
棚橋:いやいや、疲れてないですよ!
干場:「お疲れ様です」すら否定しなければならないなんて、大変な人生ですね。
棚橋:そうなんです。はじまりは、2012年1.4東京ドームでのメインイベント終了後のリング上でした。鈴木みのる選手に勝利した僕の元へ、オカダが来て「棚橋さん、お疲れ様でした。あなたの時代は終わりです。」とアピールされたので、
「悪いなオカダ...オレは生まれてから疲れたことがないんだ」と返したのがはじまりでした。
干場:オカダさんからすれば、拾って欲しかったのは「あなたの時代は終わりです」の部分ですよね(笑)。
棚橋:そうなんです。ただ、ついつい僕は「お疲れ様です」の方に反応してしまいまして...(笑)。今も、マネージャーに「最近疲れてないですか?」と気遣われても「疲れるはずないだろ」と言ってしまい、仕事を沢山入れられてしまうということが多々あります(笑)。また、家庭内ですら、ちょっとソファで一息ついていると子供に「パパ、疲れないんじゃなかったの?」と言われてしまうんですよ(笑)。
干場:それは...お疲れ様です。ちなみに僕、最近毎日とんこつラーメンを食べるか食べないか、毎日自分自身との戦いがあるんですよ。そして、結局は食べてしまう。その点、棚橋さんはご自身の栄養管理をストイックにされていて、本当にすごいですよね。
棚橋:ラーメン!?....食べたい...。
干場:え?
棚橋:とんこつラーメン......食べたい.......。
干場:なんだか、思い出させてしまったようでごめんなさい。でも、飲んだあとのとんこつラーメンって最高なんですよね。
飲酒後のラーメンの危険性
棚橋:でもね干場さん。飲んだあとのラーメンというのは本当に危険なんです。というのも、お酒というのはカロリーを摂取しているのにも関わらずエネルギーにならないため、満腹だという信号が脳に行かないんです。だから、カロリーを十分摂取しているのに、さらにラーメンを食べたくなってしまう。つまりお酒のあとのラーメンを食べるというのは、カロリーを過剰摂取してしまうことになるんですよ。でも...
干場:でも?
棚橋:ラーメン.........食べたい...。
干場:そうですか...。ちなみに、そうやって「ラーメン食べたいけど食べられない」みたいな日頃のストレスとはどうやって戦っているんですか?