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干場の究極ワードローブ! キーワードは“エコラグ”
第77回 トッズのドライビングシューズ

2016.5.12
2016.5.12

会長の人柄に触れ、 ブランドに共感

あのボコボコとした突起が付いたソールのドライビングシューズ「ゴンミーニ」で有名なイタリアのラグジュアリーブランドがトッズです。このアイコンシューズの誕生はブランド設立と同じ1979年。以降、アップデートを繰り返し、数多くのバリエーションを生んできました。

ちなみにゴムの突起は「ぺブル」と呼ばれ、133個付いているそうです。一足をつくり上げるのには100以上の工程があって、モデルによっては35枚のレザーピースを使うものもあるんだとか。こうした洗練されたデザインへの飽くなき探求心や品質へのこだわりが、トッズを世界的なブランドへと導いたんでしょうね。イタリアの伝統的なハンドメイドの技術が至るところに発揮されています。

トッズはもともとデッラ・ヴァッレ家による家族経営の革靴工房がルーツなのですが、現在、グループ会長兼CEOを務めるディエゴ・デッラ・ヴァッレが舵取りをするようになって「ゴンミーニ」を考案し、飛躍的な成長を遂げました。

このディエゴ・デッラ・ヴァッレという人物は、中田英寿が所属していたことのあるセリエAのフィオレンティーナのオーナーでもあり、昨年はローマを代表する観光地である円形闘技場「コロッセオ」の風化保護のために、トッズがその修復費2500万ユーロ(約28億円)を負担することを発表しました。

世界的な大富豪にして人徳者。僕がトッズを好きなのは、クラフトマンシップが息づく製品はもちろんですが、ディエゴ会長の人柄に触れたところが大きかったような気がします。以前、カプリ島にご招待していただいたこともあり、とにかくそのスタイルには痺れました。

センスのいい装い方をはじめ、その言動やライフスタイル、優しさや温かさ、そして人間としての器のでかさ。それらすべてが尊敬できる人物こそが、ディエゴ会長なのです。間違いなく、僕の人生やファッション観に大きな影響を与えたイタリア人男性のひとりといっていいでしょう。

Photo:Ikuo Kubota(owl)
Text:FORZA STYLE

エコラグ-Hoshipedia
「エコラグ」とは、エコノミック・ラグジュアリーの略。economic luxury。極めて経済的だが、上質さやエレガンスは失わないスタイルの意味。「多くの粗悪なものより少しの良い物を」という干場の哲学により生まれた 造語。腕時計や靴・鞄、スーツのように長い年月使えるものは高額でも、白シャツや白無地のTシャツのように常に白いまま清潔に着たい消耗品は、高額なもの よりもコストパフォーマンスを重視するというスタイル。パテック・フィリップの腕時計やジョン・ロブの靴と、カミチャニスタやデッコーロの白シャツ、 GAPの白無地のTシャツは干場にとっては同じ。一点豪華主義とも違う。干場が敬愛するブルース・リー先生が提唱した無駄を排した最短の動き(エコノミッ ク モーション)で相手を倒すジークンドーのように、経済的で盛り過ぎない、かつ無駄のないシンプルで上質なスタイルを指す。

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