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STYLE 22
「休日、海の近くにある美術館へ!と言うときには、ネイビージャケット+白のショートパンツで」

2016.5.02 update

さて、ゴールデンウィークも終わり、いよいよ一年で一番過ごしやすい初夏の季節に……。そうなると、休日もアクティブにいろいろな所に行きたくなるんですよね。ということで、今回は、僕が海の方面へ遊びに行くときの休日スタイルをご紹介したいと思います。

これからの時期の、大人の休日スタイルにぜひ持っていていただきたいのがショートパンツであります。それも白。えっ!? 白のショートパンツって、ハードル高くない? と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、実は非常に着回しの効く便利なアイテム。サックスブルーやネイビーの麻のシャツ、白やネイビーのポロシャツ、そしてネイビージャケットやネイビーニット、今の時期の大人のワードローブにビタッとハマってくれるのであります。

僕も、毎年買い足しています。だいたい、1万円ぐらいのラルフ ローレンのものが多いですかね。去年は、3000円ぐらいのユニクロのものなんかも買いました。いずれにしても、白のショートパンツは、七難隠す! とまでは言いませんが、中高年のオヤジを、爽やかな印象に見せてくれるんです。

白のショートパンツを選ぶときのポイントは、
あまりピッタリしたものを選ばないこと。

よく、ピッタリした白のショートパンツを履いている人もいるのですが、僕は下半身が華奢に見えてしまうのが嫌いなんです。適度にゆとりが合った方が、大人としての貫録が出るはずです。


素材は、少し地厚のコットンものの方が
下着が透けないのでおすすめ。

白の織り柄が入ったものなんかもありますが、あくまでプレーンな無地の白が良いと思います。パンツの丈の長さは膝が半分隠れるぐらいのものか、ちょっと膝が出るぐらいが良いバランスかと……。

白いショートパンツを履くときのポイントは、1点。
断然、日焼けしてから履くこと。

僕みたいに、毛深い人もいるかと思いますが、日焼けをすると、毛深くてもごまかせます。そして、日焼けをすると、脚を締まったように見せてくれる嬉しい効果もあります。白いショートパンツから、生っ白い脚が出ていたら格好悪いですからね。ぜひとも、日焼けしてから履くことをおすすめします。

ちなみに、自然の中で焼く時間が無い! という方もいらっしゃると思います。そういう方は、スポーツジムにある日焼けマシンか、もしくは街中の日焼けサロンで焼いてくださいね。

そうそう、日焼けマシンの効果的な入り方ですが……。一番強い光量のもので短時間に焼くより、一番弱い光量のもので、長く焼いた方が長持ちします。コレ、本当(笑)。

僕は、18歳ぐらいからず〜っと日焼け中毒なので、実証済み。いつも、一番弱い光量の日焼けマシンに30分ぐらい入ってキープしています。

ちなみに16歳の頃まで、腕の関節とかにアトピー性皮膚炎が出ていたのですが……。皮膚科の先生に、「海に行って日焼けしたら治るかもよ!」って言われて、その年の夏に、海に行って焼きまくって、3回ぐらい皮膚が剥けたら、アトピー性皮膚炎は完全に治ってしまいました。荒療法だったのかもしれませんが……(笑)。

全然関係ない話になっちゃったので、話を白のショートパンツに戻して……と。

そうそう、ゴールデンウィーク中に、部屋を整理していたら、大昔、僕が19歳の頃、『POPEYE』で読者モデルをしていた頃の写真が出てきたのでお見せしちゃいます。

コチラです!!!

若い!!!

っていうか、ヒゲがない。←そこ???

たまたま、白のショートパンツ姿の写真がありました。懐かしいな〜。もうかれこれ24年前か〜。これは、スタイリストの坂井達之さんにスタイリングしてもらったカットです。


白いショートパンツに、ネイビージャケットで、ほとんど同じスタイル(笑)。でも、ジャケットの肩幅が、昔の写真の方が、若干広いのが、時代感が出ていますね。サングラスは、自分のアルマーニだったかな。腕時計は、ビームス渋谷で働いていた頃に購入したスウォッチ。

細部を見ると、時代感が出ていますが、男のスタイルって、今も昔も、そんなに変わらないのかも知れないですね。

やっぱり、普通でいいんです、普通で。

というか、王道でいいんです、王道で。

ということで、皆さん、ぜひ白のショートパンツにトライしてみてくださいね。お気に入りの白のショートパンツに出会ったら、2枚買いがおすすめですよ!!!

今日はこの辺で。

ジャケット/ロロ・ピアーナ
ポロシャツ/ラコステ
ショートパンツ/ポロ ラルフ ローレン
ベルト/ジャン・ルソー
ポケットチーフ/ムンガイ
バッグ/ペッレ モルビダ
腕時計/セイコー
靴/ロロ・ピアーナ
サングラス/ペルソール
ブレスレット/ティファニー

Photo:Kazuya Furaku
Text&Styling&Model:Yoshimasa Hoshiba

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エロサバ-Hoshipedia
「エロサバ」とは、“エロいコンサバ”の略で、干場の哲学により生まれた造語。シンプルでベーシック、コンサバティブな洋服を着ているのにも関わらず、着こなし方次第でSEXYにエロく見えるスタイルのこと。例えば、一番象徴的なのは喪服の女性。成熟した大人の女性が喪服を着て、メイクも抑制しているのに、なぜか色っぽく見えるスタイル。例えば、上質な素材の普通の白いシャツを着ているのにも関わらず、胸元のボタンを2~3個開けてセクシーに着こなしたり、袖口を捲って腕元を見せてヌケ感を出すスタイル。単なる粗悪な、しかもデザインが変わっている白いシャツでは駄目。上質な素材のベーシックな白いシャツだからこそ、エロく着こなしても、上品さを保つことが出来るのです。男性で例えるなら、自分の体型に合って仕立てられたミディアムグレーの無地のスーツを着て、上質な白シャツに無地のグレーのネクタイのような極めてコンサバティブなスタイルをしているのにも関わらず、内側から大人の色気が香るようなスタイル。要するに、さり気なく上品に見えるコンサバなアイテムを着つつも、エロく見えるスタイル。これが「エロサバ」スタイルの根幹でありキモ。



『FORZA STYLE』編集長
干場義雅
尊敬する人は、ロロ・ピアーナの元会長セルジオ・ロロ・ピアーナさん、ピエール・ルイジ・ロロ・ピアーナさん、トッズの会長ディエゴ・デッラ・ヴァッレさん、格闘家のブルース・リーさん、初代タイガーマスクの佐山サトルさん。
スポーティでエレガントなイタリアンスタイルを愛し、趣味はクルーズ(船旅)と日焼けとカラオケ。お酒をある一定以上飲み過ぎると、なぜだか一人感無量状態になって男泣きする現在42歳の小誌編集長。東京生まれ。



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