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FASHION

【連載】昭和なアニキが語る定番服と昭和B級グルメ
「アニ散歩」
第16回 ジャングルファティーグジャケットと熊本ラーメン「桂花」の太肉麺(ターローメン)

2016.4.21
2016.4.21

熊本のために、東京で今できること。がんばろう熊本。負けるな熊本。

4/14に発生した「平成28年熊本地震」に伴い、被害に遭われた方々におかれましては、心からお見舞い申し上げます。

深刻な被害状況を目のあたりにし、東京にいる自分が何かできないか考えてみました。支援募金、物資発送、SNSでの確かな情報拡散の他に、微力ながらこのコラム連載でも何かできないかと。

外食を控えるなど必要以上の自粛は逆に経済の動きを止めてしまう事も考慮し、東京で食べることのできる熊本の食を紹介することにしました。熊本の企業を少しでも応援できればという想いを込めて。

熊本を思って新宿を目指す

今回のジャケットは、ミリタリーモノの古着で4つのポケット収納が便利な優れもの。シャツジャケットのような薄手なコットン生地なので、この季節はヘビロテ。コーディネートはホワイトピケのリーバイスで素足にブラックシューズとキレイ目に。

そんな服装で熊本への想いを胸に向かったのは新宿。俺がまだ十代の頃、はじめて東京で食べたとんこつラーメンの「桂花」だ。昭和30年に熊本で創業した老舗で、昭和43年に東京に進出してきた。

とんこつラーメンと言っても博多、久留米、熊本、鹿児島で微妙に異なる。今回は熊本ラーメンだ。東京で有名な熊本ラーメンと言えば懐かしの青春の味「桂花」。当時「一風堂」、「なんでんかんでん」、「九州じゃんがららあめん」はまだなく、とんこつブームが起こる10年以上前のことだ。この新宿東口駅前店は1972年の開店なので当時、東京ではとんこつラーメンは、まだ馴染みがない時代でもある。

10代の頃よく食べた「太肉麺」を注文。この太肉麺は意外なことに東京進出の際にできたオリジナルメニューだ。

懐かしさとともにあの頃の美味さが蘇る。一般的なとんこつラーメンと比べると麺は太い。スープは豚骨と鶏がらがほどよくブレンドされていてマー油(にんにくを揚げた油)がアクセントになっている。口の中でとろける、まろやかな豚角煮の太肉(ターロー)は絶品で生キャベツと交互に食べるのだ。

俺は、何十年かぶりに太肉麺を食べながら、このコラムを読んだ人が今、一人でも多く熊本の「桂花ラーメン」を食べて欲しいと心から思った。ラーメンでなくても熊本料理の居酒屋で飲んでもいい。銀座の熊本アンテナショップで現地の食材や地酒、グッズを買うのもいい。東京にいて、少しでも自分ができることをしていこうと……。

アメリカ軍のジャングルファティーグジャケット。1967年に生産されたもので、いわゆるベトナム軍パンのトップスにあたるもの。前ボタンを開ければシャツジャケット感覚で着ることもできる。古着屋でコンディションの良いものが比較的手軽な価格で手に入る。

Photo & Text:Eiji Katano

今回のアニキおすすめの店


「桂花ラーメン 新宿東口駅前店」
東京都新宿区新宿3-25-6
Tel. 03-3352-4836
営業時間 月~木・土10:30~25:00(L・O)
金 10:30~翌朝4:00(L・O)
日 10:30~23:00
無休

【プロフィール】

片野英児(かたのえいじ)
1968年生まれ。昭和とメンズ服飾を愛してやまない47歳。小誌編集長の干場(ほしば)がアニキと呼んだことから、いつしかアダ名がアニキに。趣味は、スナックで昭和カラオケ。呑みすぎると、歌いながら、なぜか干場と泣き合う熱き男。好きな場所は軍艦島。

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