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BUSINESS TOKYO BIZ STYLE

エイベックス・スポーツ社長のラグジュアリーlife

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趣味は射撃、瞬間を狙うことに人生の哲学がある

FORZA STYLE編集の西内悠子です。【連載】TOKYO BIZ STYLEでは、独自のスタイルを持つビジネスマンの仕事流儀からファッション、プライベートまでを徹底解剖。

第3回は、トップアスリート・文化人のマネジメントやスポーツプロデュースビジネスを手がけるエイベックス・スポーツ株式会社 代表取締役社長、伊藤 正二郎さんへの10 Questions and 10 Answersをお届けします。

【プロフィール】


伊藤 正二郎
43歳/略歴:慶應義塾大学商学部卒業後、エイベックス・グループ入社。2013年よりエイベックス・スポーツ株式会社 代表取締役社長に着任。

Q1:平日休日ともに、かかせない習慣はありますか?

A1:トレーニングは20年以上継続させています。トレーニングメニューは、いたってシンプル。3分割法といって、1日おきに休息を入れながら「大胸筋・三角筋・上腕二頭筋」「広背筋・上腕三頭筋」「脚」を鍛えるトレーニングを行っています。自宅でのトレーニングは勿論ですが、出張・旅行等、世界の何処に居てもこのルーティンは変えません。


Q2:好きなファッションブランドは?

A2:ファッションは友人のデザイナーの作品を愛用しています。「1PIU1UGUALE3 × CODY SANDERSON silver bangle」のモダンなモチーフと重厚感あるデザインは、重ねづけを楽しむことができるので気に入っています。ダイヤモンドリングとダイヤモンドブレスレットはLAの友人のジュエラーにオーダーした逸品です。リングは、私のイニシャルロゴデザインでプロスポーツのチャンピオンリングをモチーフに、仕上げてもらいました。

洋服や小物はブラックレザーが好きですが、友人のブランド「AKM」の shirring single ridersは、まるで自分の皮膚のような感覚で纏えるストレスの無いタイトフィットシルエットと、スペインのタンナーに鞣された最高級の羊革の柔らかなタッチが最高に気に入ってます。Vlieger & Vandamのclutch gunはエンボス加工されたデザインのインパクトが一目惚れでした。

Q3:出没エリアは?

A3:青山で生まれ育ったので港区限定ですね(笑)。会社も六本木ですし。実家も、住まいも、お墓も青山なので、地元愛は人一倍強いと思います。飲食店ですと先輩のお店、billsやSignも良く伺います。代官山のFred Segalも友人のお店なので、天気の良い日はのんびりと時間を過ごしたりしています。

Q4:シガーのこだわりを教えてください。

A4:シガーはDavidoff, Cohiba, Montecristo等が好きですね。ライターとカッターはST. DUPONT。最近は燻らす事も少なくなりましたが、友人のCuba土産をきっかけに、またシガーとの時間が愛おしくなりました。


Q5:足元のファッションにこだわりはありますか?

A5:フォーマルもカジュアルも足元はイタリア製が多いですが、スニーカーをドレスっぽく履きたい時は「PHILIPPE MODEL」に1PIU1UGUALE3がブランドとして世界初の別注をかけたモデルがベストです。シンプルでリッチな質感のクラックレザー、グリッターとラメ、クレスト(紋章)が圧倒的な存在感を放っています。タキシードジャケットを羽織り、友人のお店のオープニングパーティーに出かけたくなる、そんな一足です。


Q6:趣味はありますか?

A6:趣味は射撃です。平和主義者ですし、もちろん戦争には反対ですが、射撃には人生哲学を感じることができるので、海外を訪れた際は必ずと言っていいほど没頭します。私にとっては居合道や弓道に近いですね。禅修行と弓道に関するKenneth Kushnerの著書『一射絶命(One Arrow, One Life.)』では、「一本の矢を射ることが一生で一度しかないこととして、すべてをこの一箭にかける」とし、人が求めるべき「道」を問うています。その哲学に惹かれますね。射撃は私の心の拠り所であると共に、一度きりの儚く短い人生を、自己のすべてを尽くして向かっていくという信条、『One Bullet, One Life.』を確認する手段でもあります。


Q7:スキンケア・エイジング方法は?

A7:スキン&エイジングケアには、LABシリーズの最高峰エイジングケアシステム「マックスLS」シリーズが私の最強のパートナーです。クレンザー、化粧水、美容液、モイスチャライザーは勿論ですが、目元用クリームも最高です。「マックスLS」シリーズは自宅は勿論、機内〜出張時も肌を守り抜き、健康な肌に整えてくれます。「マックスLS」抜きの毎日は考えられませんね。


Q8:本日着用されているブランドを教えてください。

A8:JACKET、パンツ、カットソーは「1PIU1UGUALE3」、シューズは「 Dolce&Gabbana」、サングラスは「DITA DECADE-TWO」です。ファッションは友人のブランドが多いですが、クオリティは勿論、ブランドに込められたコンセプトや信念に共感して選ぶ事が多いですね。

Q9:愛用の香水、サングラスは?

A9:香水は本田圭佑選手プロデュースの「L'eau de DIAMOND BY KEISUKE HONDA」を愛用しています。本人の好きな匂いをヒアリングする為、ロシアに出張した思い入れの深い香りです。香水の横に写っているのは、祖父の形見のコインを職人にリングに加工して頂いた「現在・過去・未来」の意味を込めた3つのリングです。全て私の生まれ年のコインです。

学生時代、グライダーの操縦をする際に目を保護する意味で着用したのがきっかけで、それ以降、外出時は必ずサングラスをかけているのですが、色はゴールド×ブラックで、「Dita」「Ray-Ban」「Cartier」「Tom Ford」「Alpina」「Sospiri」他、ヴィンテージからリミテッドまで、多数愛用しています。自宅では「Dita」から頂いたサングラスBOX、出張時はHTCのスタッズサングラスケースに入れています。

Q10:ずばり、仕事とは、人生とは何でしょうか?

A10:ブランディングに関する著書「すごい人のすごい流儀」を上梓した時に、ダルビッシュ有選手からの推薦コメントで『ミスターパーフェクトとはこの人です!』との有難い言葉を頂戴したのですが、それがすごく嬉しくて、そう在りたいと心から思っています。私の中でパーフェクト=プロフェッショナル、と考えているのですが、人生における「プロフェッショナル」というのは、いつどんな時、どんな環境でも己のコンセプトに忠実である、ブレない、という事だと思うんです。例えば人間関係ひとつ取っても、肩書きやその時の環境で人を判断するのではなく、常に心と心で対話する。その方の魂、本質的な「想い」、信念と向き合える様に、自らを律して生きていきたいですね。また、仕事はもちろん大切ですが、人生を10割として見たときに、人が仕事をしている時間というのは3割しかない、と言われたりしています。そのことを思うと、3割の仕事で人生を形成するのではなく、家族、友人、趣味...10割全てを充実させ、自分自身の1部である仕事を含めた、価値ある、意義のある人生にしていきたいと思っています。

...数々のトップアスリート、文化人をマネジメントし、ビジネスの第一線を走る伊藤正二郎さん。一見彼は「生粋の仕事人間」なのかと思いきや、仕事だけではなく、人生に関わる全ての事柄や人間関係を大切にする人情深い方でした。自宅にもジムを完備されており、今回撮影させていただいた「GOLD'S GYM」は、自宅でのトレーニングを補うために通われている他、国内外の「GOLD'S GYM」は、エイベックス・スポーツの契約アスリートも多く利用しているとのこと。全てにおいてたゆまぬ努力をかかさない、そんなストイックな想いを常に持ち続けているからこそ、充実し、人間関係にも恵まれた人生を送ることができるのでしょう。

Text,Edit:Yuko Nishiuchi
Photo:Katsumi Murata

▶︎「エイベックス・スポーツ」公式サイト
http://www.avex-sports.com/

▶︎著書「すごい人のすごい流儀」
(amazon 単行本はコチラ kindle版はコチラ

【編集者・ライター:西内悠子】
1988年、兵庫県西宮市出身。同志社大学文学部哲学科卒。avexへの就職を期に上京し、3年半のOL経験を経てフリーライターとなる。在学時に自身のアメーバブログが大学生ランキング1位を獲得。会社員時代、dマガジン「Hot-Dog PRESS(講談社)」にて「おじさんハンター」として連載をしていた。

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