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エコラグ-Hoshipedia 「エコラグ」とは、エコノミック・ラグジュアリーの略。economic luxury。極めて経済的だが、上質さやエレガンスは失わないスタイルの意味。「多くの粗悪なものより少しの良い物を」という干場の哲学により生まれた造語。腕時計や靴・鞄、スーツのように長い年月使えるものは高額でも、白シャツや白無地のTシャツのように常に白いまま清潔に着たい消耗品は、高額なものよりもコストパフォーマンスを重視するというスタイル。パテック・フィリップの腕時計やジョン・ロブの靴と、カミチャニスタやデッコーロの白シャツ、GAPの白無地のTシャツは干場にとっては同じ。一点豪華主義とも違う。干場が敬愛するブルース・リー先生が提唱した無駄を排した最短の動き(エコノミック モーション)で相手を倒すジークンドーのように、経済的で盛り過ぎない、かつ無駄のないシンプルで上質なスタイルを指す。

日本人だからこそ世界と勝負できる日本の腕時計を

イタリアを中心にヨーロッパ取材は100回超。さらに豪華客船に乗っての地中海クルーズの視察など、海外を頻繁に訪れるようになると、おのずと日本人としてのアイデンティティが問われる場面に遭遇します。皆さんも外国人の方に日本の文化や伝統なんかを質問されて、答えられなかったことはありませんか? 当たり前すぎて足元が見えていないというか……(苦笑)。でも、日本には世界に誇れるものが本当にたくさんあるんですよね。そのひとつがセイコー腕時計です。創業は1881年。実に130年以上の前から数々の革新的なウォッチを世に送り出してきたんです。

なかでも僕が思い入れの強いのがこの2本です。

左は、同社の最高峰ブランドに位置付けられる「グランドセイコー(SBGC007)」のマスターショップ限定モデル。まずは深く濃い緑の文字盤と焦げ茶色のクロコダイルバンドの美しい色の調和に目が奪われますが、このモデルが本当にすごいのは、使う人の自然な動きを動力源として、電池や蓄電器を使用しない環境にやさしい“スプリングドライブ”と呼ばれるムーブメントを搭載している点。機械式時計とクオーツ式時計のメカニズムの融合を目指して始まったこの新機構の開発は、完成まで実に20年以上の歳月を要したといいます。気の遠くなるような話ですが、それを実現できたのは、セイコーが機械式とクオーツ式の両方をパーツ製造から組み立て・調整まで一貫して行う、世界でも稀な“マニュファクチュール”だったからなのです。

一方の右は、世界初のGPSソーラーウォッチ「アストロン(SBXB055)」です。このモデルは全世界40のタイムゾーンに対応し、簡単なボタン操作でGPS衛星電波から現在の正しい位置・時刻情報をキャッチします。地球上のほとんどの場所で正確な時を刻むというのは、驚くべき技術だと思います。また毎日、意識しないうちに常に正確な時刻に自動調整してくれる“スマートセンター”機能を備えるなど、セイコーならではの画期的な技術が備わっています。あと、このモデルはピンクゴールド色メッキのステンレスケースを採用しているんですが、僕自身、最近ピンクゴールドのアクセサリーを着ける機会が増えているんで、それらと色合わせを楽しめるのもいいですね。

これぞ、まさしく世界の舞台で戦う日本男児にふさわしいワールドクラスの日本製品。自分もそうありたいと思い、最近では海外に行くときは必ずセイコーの腕時計を手に取ります。この2本にはサムライ魂が詰まっています!

Photo:Ikuo Kubota(owl)
Text:FORZA STYLE

エコラグ-Hoshipedia
「エコラグ」とは、エコノミック・ラグジュアリーの略。economic luxury。極めて経済的だが、上質さやエレガンスは失わないスタイルの意味。「多くの粗悪なものより少しの良い物を」という干場の哲学により生まれた造語。腕時計や靴・鞄、スーツのように長い年月使えるものは高額でも、白シャツや白無地のTシャツのように常に白いまま清潔に着たい消耗品は、高額なものよりもコストパフォーマンスを重視するというスタイル。パテック・フィリップの腕時計やジョン・ロブの靴と、カミチャニスタやデッコーロの白シャツ、GAPの白無地のTシャツは干場にとっては同じ。一点豪華主義とも違う。干場が敬愛するブルース・リー先生が提唱した無駄を排した最短の動き(エコノミック モーション)で相手を倒すジークンドーのように、経済的で盛り過ぎない、かつ無駄のないシンプルで上質なスタイルを指す。



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