サトシーノ:和室ですよね? えーっと…ひっかけ問題じゃなければ、これですか?なんか自信が無くなってきたな〜。
紗英子先生:サトシーノさん…初正解です! そうそう、床の間の前が一番だからこの考え方で正解です!
サトシーノ:やった!ようやく正解が出た。ルール、大事!
紗英子先生:では、和室問題レベル3! 先方が3名で、こちらも3名で対応します。さて、順番を入れてください。
サトシーノ:なんだか人口密度が濃いな。6名の場合はさっき洋室でやりましたよね。あれがヒントだとしたら…1番目の人は床の間の真ん中、そして1番目の人基準で考えて「左上位」になるから2番が左、3番目が右。テーブルをはさんだ向かい側の弊社側も、相手側の順列に応じて座るから、こうなるハズ。どうですか?
紗英子先生:大正解!! 素晴らしい〜! 6名の場合は真ん中に一番偉い人を置く。そして和室なら左側が2番。応用が効きますね。では、最後に車の中の席次です。サトシーノさん、この場合はわかりますか?
サトシーノ:車の中は、任せてください! まず運転手の後ろが1番でその反対側が2番、真ん中が3番で、助手席が4番ですよね。
紗英子先生:大正解です〜!ではでは、お客様が運転して下さる場合だとどうでしょうか?
サトシーノ:へ?! 運転手が違った時でも基本はかわらないでしょ?変わるとすれば、 一番下っ端が気を遣って、助手席で、運転手の腕を揉む……とか?
紗英子先生:事故っちゃうでしょ(笑)。そうじゃないです、この場合は、運転してくださる人をたてる意味で、助手席に一番偉い人が座るんです。運転手が誰かによって、座る位置が変わるということを覚えておいてくださいね。
サトシーノ:いや〜、今回も本当にためになりました。でも教えて下さった「2点」をしっかり覚えておけばなんとかなりそうですね!
まとめ
1、タクシーでは、最も上座は運転席の後ろ。助手席側が下座になる。
2、お客様が運転する場合は、助手席が上座となる。
Text:Satoshi Nakamoto
石田紗英子(Saeko Ishida)
元客室乗務員の経歴を持つレプロエンタテインメント所属のキャスター。やさしいマナー研究所代表としても活躍中。TVやWEB配信番組のレギュラーを数多く務める注目の美女。 http://ameblo.jp/saeko-sora/
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