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元メガバンク支店長が教えるマネー術8
「もうすぐ確定申告! 会計、FX、投資のこと」

2016.3.8
2016.3.8

お金持ちになりたいのに「お金の勉強」をしない!?それ、危険です。

元一流銀行マンにしてベストセラー作家、不動産投資家(これだけで年収7000万円!)、カフェオーナーの菅井敏之さん連載、第8回はじまります。

お金持ちになるための「お金の勉強」とは!?

西内:菅井さん、こんにちは。もうすぐ確定申告の期日ですよね。私、まだ何もできていなくて...吐き気がします。

菅井:西内さん、会社員を辞めたんですからもう誰も面倒を見てはくれないんですよ。誰かが面倒を見てくれると思っているから、そういうことになるんです。フリーランスは誰も助けてはくれません。当事者意識がなさすぎますよ。

西内:そうですよね。ただ、何から手をつけていいのか分からなくて。早く税理士を雇えるくらいに稼ぎたいものです。菅井さんはやっぱり、税理士さんを雇っていらっしゃるんですか?

菅井:そうですね、今は税理士にお願いしています。ただ、2年前までは自分で全てやっていましたよ。今は忙しいので任せていますが、確定申告くらいは自分でできるくらいにはしておかなくてはなりません。これはサラリーマンでも一緒です。お金にまつわる数字は読めるようにしておいて損はないですから。

西内:数字が読めるといいますと...?

菅井:要は、「会計力」です。

西内:会計力って何ですか? そして、その会計力とやらを高めるにはどうしたら良いのでしょう?

菅井:分かりやすいものだと、まずは簿記を勉強することですね。簿記3級を勉強すると、会計の基本中の基本を学ぶことができます。別に資格をとる必要はないですが、勉強して理解しておく必要はあります。個人事業主ならなおさら勉強が必要ですし、特に西内さんのようにお金持ちになりたい人は絶対にお金についての勉強が必要です。お金持ちになりたいのなら、お金のことを知らなければならないという当たり前のことを、理解していない人が多すぎるんですよ。

西内:そんなにお金の勉強って重要なんですね? 何も考えられていませんでした。

菅井:特に財務、会計の知識を身につけるのは必須です。会社員も勉強すべきですが、会社員を辞めて独立をしたような人は、例外なく勉強した方が良い。損益計算書と賃借対照表くらいは読めるようにしておかなければならないですね。

西内:全く読めません! ああいうのって、大きい企業の経営者が知っておけば良い話だと思っていました。

菅井:そう思われがちなんですが、実は損益計算書と賃借対照表の「考え方」というのは「お金」における基本的な考え方、根幹なんですよ。だからこそ、企業の経営者でなくても勉強しておく必要があるんです。自分の人生の経営者としてのリテラシーを保つために、会計、財務、ファイナンス、簿記、不動産の勉強はしておいた方が良いですね。

西内:不動産というと、宅建の資格の勉強をすれば良いんですか?

菅井:資格をとることが目的ではないですが、知識はあった方が良いので資格の勉強をするのも良いと思いますよ。またそれに加え、株や債券についても、ゆくゆくは知っておくべきですね。また、「1億の不動産を買いたいのなら、だいたい3000万くらい貯めれば残りの7000万円は銀行から借りられる」というくらいの知識、感覚は身につけておいた方が良いです。

西内:だいたい借りたい額の3割程度のお金を貯めれば良いんですね。

菅井:そうです。だいたいの人が「老後のための貯金」をしようとしますが、本当は「お金を貸してもらうための貯金」をするべきなんですよ。

西内:ちなみに、さきほど菅井さんが「株や債券」とおっしゃいましたが、FXはどうなんでしょうか? 私、FXで一攫千金を狙いたくて、すごく興味があります。ただ、ギャンブルっぽい印象もあって少し怖いんですよね。

菅井:たしかにその印象はありますが、FXをやるなとは僕は思いませんよ。FXもリスクは高いにせよ、立派な金融取引ですから。ただ、よくデイトレードを仕事中にコソコソしている人がいますが、あれは最悪です。そんなことをしていたら信用を毀損しますから。僕はこれまで散々、銀行でお金を借りる時も、仕事の時も、何より大切なのが「信用を得ること」だと言ってきましたよね。なのに、仕事中にトイレでコソコソFXをやっているような人は、本業での信用を毀損しているわけです。もちろんFXは儲かることもありますが、本業の信用を毀損してまでやることではないと僕は思いますね。周囲はきちんと見ていて、そんなに甘くないですから。そんなことをしていては、もし仮にFXで失敗した時にも誰も助けてはくれなくなります。ですので、忙しい人は、自動取引などの手間がかからない投資方法を選ぶべきですね。

西内:ちなみに菅井さんは、今なにか不動産以外に投資をされていますか?

菅井:僕は、今暴落している国の通貨を買おうと思っています。投資の利益というのは買うときに確定するので、暴落の時こそチャンスなんです。それに、今暴落している債券は、ものすごく金利が高い。なぜなら、お金が集まってこないからこそ、どんどん投資してほしいと考えているからです。だからこそ、暴落している債券が買い時なんですよね。「金利が高くて為替水準が安い」、この状態が買いのチャンスです。僕はこれまで「誰かが困っているところに仕事が発生する」と言ってきましたが、投資も同じ。誰かが困っているところにチャンスがあるというわけですね。

まとめ

一、お金持ちになりたいのなら簿記の基礎知識を身につけるべし
一、投資は自分のライフスタイルに合ったものを選ぶべし
一、投資のために本業をおろそかにして信用毀損すべからず
一、投資も仕事も、誰かが困っている場所にチャンスがあることを心得るべし

Text:Yuko Nishiuchi
Photo:Tatsuya Hamamura & Getty Images

▶︎次回、連載第9回目をお楽しみに!

菅井敏之(すがい・としゆき)プロフィール】
1960年山形生まれ。1983年、学習院大学卒業後、三井銀行(現・三井住友銀行)に入行。個人・法人取引、およびプロジェクトファイナンス事業に従事 する。2003年には金沢八景支店長(横浜)に、2005年には中野支店長(東京)に就任。48才のときに銀行を退職。その後、起業し、アパート経営に力 を入れる。6棟のオーナーとして、年間7000万円の不動産収入がある。また、2012年には東京の田園調布『SUGER COFFEE』をオープンし、人気のカフェとなった。著書『お金が貯まるのは、どっち!?』(アスコム)が40万部突破。


▶︎菅井敏之さん 公式ホームページはコチラ
http://www.toshiyukisugai.jp/

▶︎菅井さんのカフェ『SUGER COFFEE』(スジェールコーヒー)はコチラ
食べログ:http://tabelog.com/tokyo/A1317/A131704/13155829/
公式ページ:http://www.sugercoffee.jp/
※田園調布から徒歩1分!! 美味しいコーヒーをいただきながら、菅井さんに相談もできます。


(amazon 単行本はコチラ Kindle版はコチラ

 

【西内悠子・ライタープロフィール】
1988年、兵庫県西宮市出身。同志社大学文学部哲学科卒。avexへの就職を期に上京し、3年半のOL経験を経てフリーライターとなる。在学時に自身のアメーバブログが大学生ランキング1位を獲得。会社員時代、dマガジン「Hot-Dog PRESS(講談社)」にて「おじさんハンター」として連載をしていた。


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