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BUSINESS 東京独身レポート

Vol.7 愛人顔!? 年上好き!? 日本一の天才ヘアカラーリスト♡

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江梨:雑誌の編集長です。

西内:32歳で編集長、出世頭ですね。そんな出世頭の彼と、お互いに「おじ様になること」「おば様になること」を楽しみにし合っているなんて本当に羨ましい限りです。江梨さんと彼のようなカップルが、年をとっても手を繋いで歩いているようなカップルなんでしょうね。

江梨:そうかもしれません(笑)。でも、そこまでベタベタした関係ではないんですよ。普段の連絡も、生存確認くらいですし。

西内:すでに熟年カップルの香りがしますね。

江梨:そうなんです。彼と付き合うまでは、相手がどこで何をしているか気になって仕方ないという時期もあったのですが、彼と付き合ってからはお互いがお互いを干渉しない、信用し合える関係を築けていて。すごく居心地が良いんですよね。

西内:そうやって居心地が良い関係性だからこそ、彼も安心してお仕事をすることができて、若干32歳にして編集長になることができたんでしょうね。それに、江梨さんは代官山に自身のヘアサロンを持つ敏腕経営者であり天才カラーリスト。お2人揃って凄い活躍ぶりです。いつ代官山にサロンをオープンされたんですか?

江梨:ちょうど2年前です。私が29歳の時に、スタイリストの女性と2人でこのサロンを立ち上げました。

西内:29歳の女性2人でサロンを立ち上げるって、凄い勇気ですよね。不安はなかったんですか?

江梨:めちゃくちゃ不安でしたよ。でも、「やるしかない」という気持ちの方が強かったです。私は大分の田舎から出ていているので、ハングリー精神がとても強くて。世の中には、ゆるく楽しく働いている女性も沢山いるのに、どうも私はそうなれないんですよね。やるからには世の中に爪痕を残したいし、ここにいる意味を見出したい。それにお客様あっての商売だから、お客様に私がいて良かったと思ってもらいたい...そんな思いで日々仕事と向き合っています。

西内:世の中に爪痕を残したい...分かります。でも、そんなに毎日頑張っていたら、疲れてしまうことはありませんか?

江梨:もちろん疲れることもありますが、そんなことは言ってられないという気持ちの方が強いですね。でも、これまでずっと週に1回だけの休みでやってきましたが、最近になって彼と出会ったおかげで、少しは余裕を持った働き方をしても良いかなと思うようになってきました。これまで「ハングリー」一辺倒でしたが、少しだけ落ち着いた働き方をしたいと思う女性の気持ちが分かるようになったというか。

西内:落ち着いた、ということでしょうか?

江梨:いえ、「落ち着きたくはない」と常々思っているんですけどね。今はまだ経営者でありながらも「カラーリスト」という職人としての私の方がメインなのですが、徐々に職人でありながらも経営者としての勉強をして「自分がサロンに行かない日があっても、お店が回り、お客様に喜んでいただけるシステム」を作っていけたらと思っています。

西内:本格的に経営者としての江梨さん始動、ということですね。

江梨:いえ、まだ勉強中です。でも、もちろん基本的にはいつまでも「職人でいたい」という気持ちが強いんですよ。やっぱり私はそもそもヘアカラーが好きで「カラーリスト」になりたいと思い、この業界に入ったので。いつまでもカラーでお客様に喜んでいただける職人でいられたらと思っています。

西内:そうなんですね。職人でありながら、経営のことも学ぶ江梨さん、多才です。

江梨:いえいえ、私は本当にいろいろな人に恵まれて、その人たちに助けてもらてっているからこそ今があるんです。周りの人に感謝しかないですよ。それに、やってみて思うのですが、本気になれば誰でも経営者になれると思うんですよね。私も最初は無理だと思ったのですが、這い蹲りながらもここまでやってこれたので。

西内:その「本気になる」が、凡人にはなかなか難しいんですよね。そんな江梨さんが経営者として「難しいな」と感じる瞬間はどんな時ですか?

江梨:やっぱり、それぞれ生きる目標が違うスタッフが皆、気持ち良く働ける環境を作ることですね。幸い、私はスタイリストの女性と二人で共同代表なので、彼女と一緒に、時には助けてもらいながらなんとか頑張っているのですが。やはり、カラーリストである私、スタイリスト、ネイリスト、メイクアップアーティスト...それぞれ、働き方のスタンスも違うし働くことに対する考え方もスピード感も違うので、お互いに個性や考え方を尊重しつつ共存することは難しいなと思うこともあります。でも、そんな違う個性を持つ人たちが集まるからこそ、その個性を生かしてお客様の「美しさ」を創ることができると思うので、ありがたいことなんですけどね。

西内:凄い、30歳にして経営者目線でスタッフを束ね、また「カラーリスト」としてお客様に技術と笑顔を提供し続ける江梨さん...。

江梨:いえいえ、まだまだこれが経営者になる第一歩だと思っています。昔はただただ飲み歩いている時期もありましたし、やっと経営者らしく物事を考えられるようになってきたばかりですよ。

西内:飲み歩いていたとは、江梨さん、遊び人だったんですか?

⇒江梨さんは昔は遊び人だった!?
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