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編集部makikoのブログ 「華面の告白」vol.2 「考察:40代男と20代男」

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美と世界平和をこよなく愛する山本のブログ。

ごきげんよう。FORZAmakikoです。

一回目から大分時間が空いてしまいましたが、この間わたしが何をしていたかと申しますと、それはワインを飲んで男を吟味していたのでございます。胃が悪くなるまで。

若者向けの媒体を手がけていることもあり、20代前半の男子とよく交わる(変な意味じゃございませんよ!)のですが、数年前から「最近の若者は軟弱で草食」と聞きますが、それはいささか早とちりというものだと時折感じるのです。

むしろ、40代〜50代、いえもっとそれ以上かつ80歳以下の男性のほうが「ジェントルではない」のでは?と思わされることもしばしば。

私は大学生のころより年上のおじさま方に遊んでいただき、それはもう素晴らしい経験を与えていただき、今の私の血骨となっているのです。

その感謝はもう言葉では著せないほど深いですし、おつきあいした方々も一回り以上年齢が離れていたりいなかったりと、もう年上しか目になかったのでございます。

古い言い回しを使うなら、「年下、アウトオブ眼中」という感じかしら。

けれどもですね、最近、特に昨年ごろから歳が近い男性、そしてうんと離れた男性とちょっとした駆け引きがございまして、最初はあまりにも年下すぎて自分が「イタズラ」を目的にその子たちと会っているような背徳感と確固たる道徳心で、甘い囁きを無視していたのですが、最近なにか「ん?もしかしてちゃんと男に育っているんじゃないか」という気づきがあるのでございます。

前置きが長くなりましたが、論点は、20代前半男と40代後半男の比較。

決定的な違いは、「向き合う」vs「向き合わない」という点。

私がろくでもない年上男たちと付き合ってきたからなのか、もう10個以上年上の男には飽き飽きしてるんです。だってもう自分が確立しているから、自分を変えないでしょう? そして彼らは女を知りすぎているんです。ちょっとすれ違いがあったら「いま面倒臭いから放っておいて、しばらく経ったら連絡しよう」とか、「とりあえずコレ買ってあげたらだまるよね」とか。

女子としての心の声としては、「そんな感じなら誘ってこないでください!」とイライラするのでございますよ。

ご自身はお仕事や周囲の人間関係で忙しくて、恋愛に向き合わないんですよ。自分の中でセオリーがあって、それを手を変え品を変え女に当てはめていくんです。

(あれ、これって私が男から「向き合う」に相当しない女だってことを胸を張って宣言していることになるのかしら。おお恥ずかしい!)

一方20代前半の男性たちは、なんだか恋愛に必死ですし、かなり肉食です。

夢を熱く語って邁進する子もいれば、頑張って連絡先を聞いてなんとかデートにこじつけるイケメンもいます。

そしてすごいのが、彼らは恋愛に一生懸命。

彼らって自分の中でセオリーがまだ確立されていないから、必死で相手のことを知ろうとするし、先のデートの予定も試行錯誤しながら頑張って立てる。そして随所でちゃんと褒めてくれるし、彼らの身の丈に合わないくらい(40代男でもちょっぴり高いなと思うくらい)のレストランへ連れて行ってくれるのです。ここにものすごい男気を感じます。

対収入で考えたらすごいことになります。

その会社の給料大体分かりますが、一回のデートで月収の10%を使ってくれているんです。

40代男性だと月60万の場合、6万ですよ!一回!

そんなことをさせてこちらとしては申し訳なさすぎるのですが、でも彼らはそれほど恋に夢中なんです。

(恋というかオバサンへの好奇心だと思いますが。笑)

そういうのを見ていると、「疲れた」とか言ったり、終始自分の仕事の話や、昔とった杵柄の話ばかりしている40代後半の男(あっ私の周りだけですからね!)とついつい比較してしまって、それはやっぱりピュアに汗をかいてくれる20代前半の男性によろめいてしまうのでございます。

年下なんて頼りなくて知識なくて男気もない…「3ない」かと思っていましたが、それは私の全くの偏見であるのかしら、と最近ふと思考しているのです。

まっ唯一気になるとしたら、あまりにもフレッシュなスーツ姿と私の貫禄ある服装が一緒に食事をしていたら周りの方々に「あの男飼われてるんだな」とか思われていないか…という野暮な体裁なのです。

とりとめもなくなってしまいましたが、年下の男を認め始めるというのは、女性のエイジング現象のひとつなのかもしれないですね。

だって、年上男はどんどん少なくなってきちゃうんだもの〜!

 

それでは次回までお元気で。

山本真紀子(やまもとまきこ)早稲田大学卒。某メガバンク総合職退職後、株式会社JunoJapan設立。アパレルブランドPR等ファッション関連ビジネスを経て、ライフスタイルマガジン「ADVENTURE KING」編集長(2012〜現在)/女性誌「MARIA oriente」編集長。趣味ランニング、飲酒。旅とワインをこよなく愛する冒険野郎。

 



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