久々のターンテーブルの再会で
音楽との感動体験をふたたび
40男の皆様には若かりし頃、DJブームを体験した方がいらっしゃると思いますが、このご時世ですから、今はレコードと無縁の生活を送っている方がほどんどかと。
先日、アメリカのネバタ州ラスベガスで行われた「CES 2016」のパナソニックブースでは、世界最高水準に音響機器を提供し続けるテクニクスの50周年を記念するターンテーブル「グランドクラス SL-1200GAE」が世界初披露されました。世界的なレコード需要が高まるなかで満を持しての発表は、センセーショナルな話題を集めています。2016年の夏、世界1200台と数量限定で発売。2016年度冬には通常モデルの「SL-1200G」の展開を予定しています。
最新のテクノロジーがひしめくなかで懐かしさだけで勝負できるほど甘い世界ではないことを誰よりも熟知するテクニクスは「ダイレクトドライブターンテーブルシステム」を新たに採用しました。
このシステムは、新開発ダイレクトドライブモーターと高精度な新制御技術により、回転中の微小な振動や回転ムラを抑制。そこに、真鍮、アルミダイキャスト、デッドニングラバーから成る3層構造のプラッターを採用することで振動を抑えつつ剛性を高め、滑らかで高安定な回転を実現しています。さらにトーンアームには、水平回転軸と垂直回転軸の軸心が一点で交差するテクニクス伝統のジンバルサスペンション方式を採用するなど音質を徹底的に追求しています。
仕事漬けの多忙な日々の中でも時にはしっかりと休んで自分だけの時間をつくることは、次のキャリアアップを目指す意味でも決して無駄になりません。頭をリフレッシュさせるためにも、最高級の音質を確かめながら好きな音楽に身を任せる素敵な時間を過ごせることはとても贅沢です。ターンテーブルとの久々の対面が今から待ち遠しいですね。
Text： FORZA STYLE
ターンテーブル「グランドクラス SL-1200GAE」※価格未定
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