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40男が投資すべきヴィンテージ時計
第16回 オメガのトリプルカレンダー ムーンフェイズ

2016.1.25
2016.1.25

お金だけじゃ購入できない
超レアモデルの魅力とは?

そろそろ自分らしい腕時計との出会いを真剣に考えている40男の皆様に、『FORZA STYLE(フォルツァスタイル)』がオススメしたい選択肢のひとつが“ヴィンテージウォッチ”です。

その世界は奥深く、手頃な価格で買えるコスパ重視の時計もあれば、果てはオークションで競り落とされる数千万円台の投機の対象となるプレミアムな個体が数多く存在します。実際問題、ヴィンテージって聞くと妙に敷居が高く感じられたり、あまりの人気から偽物が出まわっているグレーな世界であることは否めません。それもあって、どうも二の足を踏んでしまっている方が大勢いるかと思います。

そこでこの連載では、ウンチクに寄り過ぎず、今どきのファッションにもしっかりとハマる腕時計であることを前提にしながら、絶対にはずさない名機の購入ガイダンスを中心に、さまざまな角度からヴィンテージウォッチの魅力を紹介していきます。

アベノミクスの影響からか? この数年、著しく腕時計の価格が高騰しています。なかでも異常に値上がりしているのがロレックスのスポーツウォッチ。人気モデルは軒並み、かつての2倍以上の価格で取引されている模様です。

確かに希少性や付加価値がなくしてはヴィンテージの世界は成り立ちませんが、ヴィンテージウォッチの面白さや魅力って、そこだけじゃないと思うんです。

ところで昨年から新旧問わず、オメガの腕時計への注目度が高まっています。映画『007 スペクター』の公開、クリスティーズのオークションで「スピードマスター」のファーストモデルが超高額で落札されたニュースなどが大きな話題を集めました。

この連載でもすでに何度かオメガのヴィンテージウォッチを取り上げていますが、改めてその魅力に触れていきたいと思います。

まず特徴として挙がるのは、群を抜いたコストパフォーマンス。なぜならオメガの製品は量産が前提にあるため、一部の定番モデルに関しては現存する個体が多く、割と探しやすいので価格がこなれています。それでいて、ムーブメントはいずれも堅牢性と精度が高く、なおかつ比較的簡素な作りでメンテンス性が高いので非常に使いやすいのです。

OMEGA Triple Calendar Moon-phase 1952年製、手巻き(Cal.381)、SSケース、ケース径34.5㎜/90万円(税抜)【問い合わせ】 ケアーズ森下本店 03-3635-7667 http://www.antiquewatch-carese.com/

これとは真逆に、オメガには店頭ではなかなかお目にかかれない幻のモデルが数多く存在します。その筆頭が前述した「スピードマスター」のファーストモデル。先日のオークションでは驚異の1000万オーバーの落札価格がつきましたが、まず市場に出回らないので、これはある種、妥当な結果だとも言えるかもしれません。

今回の主役として登場するトリプルカレンダー ムーンフェイズを搭載した個体は、まさに出会いなくしては購入できない一本です。

今の腕時計のようなコンプリケーションが存在しなかった時代、ストップウォッチ機能を持つクロノグラフや文字盤上の月齢表示で月の満ち欠けを知ることができるムーンフェイズは複雑機構の花形でありました。

ヴィンテージウォッチとして、このモデルの魅力を挙げるとすれば、それは機構のクオリティと言うよりも、第一にお金だけでは解決できない希少性、次に他の個体ではまず見られない独特の外装にあります。ムーンフェイズに加え、月・日付・曜日の3つのカレンダー機構の特性上、文字盤のレイアウトはある程度定まってくるわけですが、細部まで目を凝らすと、非常に手の込んだ作りであることが見えてきます。

時計ギークでなくても思わずグッときてしまう、絶妙な塩梅で枯れているハーフミラーダイヤルの雰囲気。複雑機構にふさわしい装飾が相まって最高のハーモニーを奏でています。6時位置にあるブラウンのムーンフェイズを堪能できるのはオーナーだけの特権なのです。

現行の腕時計で見られないマニア間でハーフミラーダイヤルと呼ばれる光沢感のある文字盤には、金色の針やインディックスが施され、これだけでも特別感がプンプン漂っています。さらには独特の形状の青い秒針、ブラウンに変色したムーンフェイズが独特の世界観を作り上げているのです。

そもそもこのモデルに限らず、今と比べるとただでさえ生産数が少なかった時代の時計が何十年もよいコンディションを保っていること自体が奇跡みたいなものですから(笑)。超レアモデルとなれば、迷っている暇に瞬殺で完売することがザラ。予算も含めて、来るべきチャンスに向けて、常に商談を臨める体制にしておくことが明日の勝利への鉄則だと言えますね。

Photo:Yasuhisa Takenouchi
Text:FORZA STYLE

 

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