ハンバーガーメニューボタン
FORZA STYLE - 粋なダンナのLuxuaryWebMagazine
LIFESTYLE 愛と悲鳴の婚活道場

【婚活道場】イケメン40代男子が結婚できない理由って? 女のプロが教える婚活テク

無料会員をしていただくと、
記事をクリップできます

新規会員登録

⇒続き
(前ページはコチラ

川崎:例えば、重松さんはさっき「ブルーチーズが初めて食べられた話」をされていたでしょう? そういう日常の他愛もない、けれど少し隙があって、二人で食事した時にカンバセ―ションピースになるようなものがいいのでは? 矢沢もプロレスも、女性に取ってはよく解らないし、共感できないし、会話が発展しないから。

重松:じゃあ、これからそういう発信を多くしていったほうがいいんですかね?

川崎:あのね、違うの。こう聞いたから、それをそのまま発信するとか、その安易な「作為的な感じ」が一番ダメなのよ。女性はね、男性に「作為」を感じた瞬間引いてしまうの。男性の一番のセクシーさとは何か、分かる?

重松:なんだろう…「男らしさ」とか?

川崎:違うのよ。男性の一番のセクシーさとは、「無頓着」なの。つまり、あなたはSNSのブランディングも間違えているに加え、「ブランディングしている」というのが見えすぎてる。「無頓着=セクシーさ」からかけ離れてしまっているの。それは、とっても勿体ないことよ?

無頓着こそ、真の強さ

重松:チャラく見られることに対するコンプレックスが、内面は男っぽい俺アピールに走らせてるのかもしれないです。

川崎:あのね、「男として強く見られたい」という気持ちが強く出すぎると、女性は「この人、何を隠しているんだろう」と勘ぐってしまいがちになるの。

重松:何も隠してないでんですけどね…。

川崎:でも、女性には「何か弱い自分を隠しているからこんなに強がっているに違いない」と映るの。だから、自然体で、自分の強いところも弱いところもさらけ出せるような「無頓着な男性」にセクシーさを感じるし、「強さ」を感じるのよね。あなたのやっていることは、本末転倒です。

重松:でも僕、付き合った子の前では弱い自分も出せますよ。グダグダですもん。

川崎:余計にダメよ! 付き合う前は過剰に「強い男」を演じているのでしょう?そして、「強い男」が大好きな女性と付き合った途端、あなたは急に「もういいや」とばかりにグダグダになる。それは詐欺みたいなものですよ?勿論、付き合ってから見せる顔はあるし、態度の変化は誰でもあります。でも、過剰演出をしすぎると落差は激しい。女性からしたら「なんだったんだ...」という事になりますよ。

重松:うーん...。

Yahoo! 配信用パラグラフ分割
婚活のアドバイスをする川崎貴子と相談する40代男子

川崎:だから、あなたは「どう見られたい」「好感度」「強い男」ということにとらわれずに、まずは付き合う前の女性に自然体の自分を出す勇気を持つことが必要なの。でも、なんであなたはそこまでして「強い男」でありたいと思うの?何か克服できないようなコンプレックスがあるのかしら?

コンプレックスは隠せない

重松:収入コンプレックスがあります...。女はどうせ金なんだろと思って、女性に対して不信感を持っている自分もいます。あと、仮に相手に結構な収入があったとしても、男を立ててくれない女性は嫌なんです。

川崎:なるほど。収入が不安定なら、しっかり稼げる人と協力し合って結婚すればいいのだけれど、「女は3歩下がってついてこい」「俺を立てろ」という価値観は虫が良すぎるし、フェアじゃないわよね。結婚したいなら価値観を柔軟にしていかないと。あなたがその価値観のままだと、いつまでたっても「3歩下がってついていくけど、あなたが責任を持って沢山稼いできてね」と、あなたに高収入を求める女性、それこそ会計時に財布も出さないような女性としか出会えないわよ。

重松:たしかに、これまで自分のことはさておき、理想を女性に押し付けすぎていたかもしれません。あまりにも、男の美学に対するコダワリが強くて。

川崎:結婚したいのなら、そんな一銭にもならない無駄な美学は捨てるべきよ。

結論、重松氏は結婚できる!?

川崎:正直、今のままでは結婚は難しいですね。婚活市場において「非常に分かりにくい商品」なんですよ。男の美学を持つのはいいけど、時代に合わせて全くバージョンアップしていない。収入コンプレックスがあるのに奢りたがる、チャラかったという割にはチャラく見られたくない意識が強い。女性は、そこまでややこしい男のこだわりを理解できないですから。婚活市場においては、とにかくまず「分かりやすい商品」になることが大切なんです。そしてそこから、お互いに共感ポイントを見つけ仲良くなり、次にお互いの違いを理解しあうという過程が必要です。結婚を考えている女性は、いちいち分かりにくい商品を必死で理解するなんて面倒なことはしません。そのことを肝に命じて、無駄なブランディングをやめ、自然体の自分を女性に見せられるようになれば、彼も43歳には見えないくらい容姿は若いし、良い人と巡り合って素敵な結婚ができるんじゃないでしょうか。

一、自分との結婚に向いている女性をターゲットにすべし
一、過度のブランディングは弱さを隠しているように映る
一、男は黙って無頓着
一、男らしさ、女らしさという美学を捨てるべし
一、婚活市場では分かりやすい商品であるべし

最後まで読んでいただいてありがとうございます。迷える男性達の婚活相談、いつでもお待ちしております♪

Text&Edit:Yuko Nishiuchi
Photo:Mitsutoshi Watanabe



RANKING

1
2
3
4
5
1
2
3
4
5