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FASHION

ほぼ週替わり! 干場の「エロサバコーデ」
5th

2016.1.11

 STYLE 05
「都心のホテルで大事な方と夜の会食があるときは、
グッと抑えて黒のコートで」


いつの時代も、女性たちが好む大人の男性のスタイルは、あんまり変わらないのです。基本的に、清潔感があって、シンプルなスタイル。流行の洋服を着ているより、普遍的で質の高いものをさり気なく着ている男性のほうが好感もてるんだそうです。そこで、小誌編集長でありファッションディレクターの干場義雅が、ほぼ週替わりでその着こなし方をご紹介。王道のコンサバをベースにしつつ、古く見えないように時代感を取り入れ、ちょっぴりセクシーに味付け。干場流“エロサバ”コーディネートをレクチャーしていきます。STYLE04はこちら

さて、前回は「キャメルのコートはフォーマルにもカジュアルにも使えるから便利なんです」なんていう話をご紹介したのですが……。今回は、コートが違うというパターンをご紹介します。中身のコーディネイトは、STYLE0102と同じコーディネイトなのでソチラをご覧になってくださいませ。

なんだコートの色が違うだけじゃん!って思うかもしれませんが、その通り(笑)。コートの色が違うだけでも落ち着いた印象に見えるのです。キャメルのコートはさまざまな場面で使えて良いのですが、キャメル色が着られないという職業の方もいらっしゃいますし、時として派手に映ってしまうことも……。

例えば、グランドハイアットやパレスホテル、マンダリンなんかのホテルで、夜、大事な方と会食がある場合。

黒が似合う都心のホテルということもありますし、大事な方よりも控えた色使いにしておきたいということもあるので、そういうことが事前にわかっている場合は、なるべく抑えた色使いにしていくのです。

何を大切に考えているかというと……「TPPO」。「Time、Place、Person、Occasion」。「いつ、どこで、誰と、何を」ということです。お洒落をすることより、「TPPO」を常に大事に考えているのです。なぜなら、一緒にいる大事な方が不快に感じて欲しくないからです。

もし、僕が場にそぐわない格好をしていたら、その人は不安で、気が気じゃないと思うんです。せっかく、素敵な雰囲気で会食をして、良い商談なんかをしようとしているのに、僕がひとりよがりなお洒落をしていたら……。場には馴染まないし、落ち着かないと思うんですよね。なので、なるべく「TPPO」を大切にコーディネイトしているのです。

さて、今回着用したコートですが、これはキャメルのコートと同じく、15年前ぐらいにイタリアのベルヴェストというブランドでオーダーしたもの。15年前ということは、まだ27歳。ちょうど『LEON』で編集をしていた頃ですね。タキシードの上に着られるような黒のコートが欲しいと思って、奮発してオーダーしたもの。当時の僕にしては、かなり勇気がいった値段でしたが、15年も着ているし、これからもずっと着られるベーシックでクラシックなデザインなので、こういうオーダーをするのもオススメです。

このコートは、着丈が少し長いのが特徴なんです。コートは、長くなればなるほど、生地の分量を使えば使うほどエレガントとされているので、このコートはあえて少し長めにオーダーしました。なので、タキシードなんかのフォーマルなスタイルやブラックスーツにも似合うんです。

ちなみに後ろにはバックベルトが付いています。しかも取り外し可能。上手く説明出来ないのですが、バックベルトをはずすと、な、な、なんと、まったく何もないようなツルンとした後ろ姿にもなるんです。ボタンをはずし、真ん中の生地の部分をはずすと、左右に付いた耳だけ残って、その部分が見えないように収納出来るんです。って、自分で書いていてもよくわからないぐらいなので、伝わりづらくてごめんなさい。

っていうか、毎回毎回、エロサバっていうけど、どこがエロいのかって? 実は、このコートも、表面に美しいうねりがある上質なカシミア素材なんです。だからとっても柔らかくて、女性が腕を回してくれたら、きっと気絶してくれると思うんです……。妄想ですけどね、もちろん。っていうかソレばっかりじゃん。失礼しました(笑)。

アイテム
コート/ベルヴェスト
スーツ/B.R.SHOP
白シャツ/インダスタイル
ネクタイ/エルメス
ベルト/エルメス
ソックス/カルツェドニア
靴/WH
(すべて干場私物)

Photo:Kazuya Furaku
Text&Styling&Model:Yoshimasa Hoshiba


エロサバ-Hoshipedia
「エロサバ」とは、“エロいコンサバ”の略で、干場の哲学により生まれた造語。シンプルでベーシック、コンサバティブな洋服を着ているのにも関わらず、着こなし方次第でSEXYにエロく見えるスタイルのこと。例えば、一番象徴的なのは喪服の女性。成熟した大人の女性が喪服を着て、メイクも抑制しているのに、なぜか色っぽく見えるスタイル。例えば、上質な素材の普通の白いシャツを着ているのにも関わらず、胸元のボタンを2~3個開けてセクシーに着こなしたり、袖口を捲って腕元を見せてヌケ感を出すスタイル。単なる粗悪な、しかもデザインが変わっている白いシャツでは駄目。上質な素材のベーシックな白いシャツだからこそ、エロく着こなしても、上品さを保つことが出来るのです。男性で例えるなら、自分の体型に合って仕立てられたミディアムグレーの無地のスーツを着て、上質な白シャツに無地のグレーのネクタイのような極めてコンサバティブなスタイルをしているのにも関わらず、内側から大人の色気が香るようなスタイル。要するに、さり気なく上品に見えるコンサバなアイテムを着つつも、エロく見えるスタイル。これが「エロサバ」スタイルの根幹でありキモ。

『FORZA STYLE』編集長
干場義雅
尊敬する人は、ロロ・ピアーナの元会長セルジオ・ロロ・ピアーナさん、ピエール・ルイジ・ロロ・ピアーナさん、トッズの会長ディエゴ・デッラ・ヴァッレさん、格闘家のブルース・リーさん、初代タイガーマスクの佐山サトルさん。
スポーティでエレガントなイタリアンスタイルを愛し、趣味はクルーズ(船旅)と日焼けとカラオケ。お酒をある一定以上飲み過ぎると、なぜだか一人感無量状態になって男泣きする現在42歳の小誌編集長。東京生まれ。

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