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40男が投資すべき“エコラグ”な
ヴィンテージウォッチについて
第14回 究極の定番、Ref.96の世界

2015.12.29
2015.12.29

ただの定番では終わらない
ロングセラーゆえの奥行きとは!?

そろそろ自分らしい腕時計との出会いを真剣に考えている40男の皆様に、『FORZA STYLE(フォルツァスタイル)』がオススメしたい選択肢のひとつが“ヴィンテージウォッチ”です。

その世界は奥深く、手頃な価格で買えるコスパ重視の時計もあれば、果てはオークションで競り落とされる数千万円台の投機の対象となるプレミアムな個体が数多く存在します。実際問題、ヴィンテージって聞くと妙に敷居が高く感じられたり、あまりの人気から偽物が出まわっているグレーな世界であることは否めません。それもあって、どうも二の足を踏んでしまっている方が大勢いるかと思います。

そこでこの連載では、ウンチクに寄り過ぎず、今どきのファッションにもしっかりとハマる腕時計であることを前提にしながら、絶対にはずさない名機の購入ガイダンスを中心に、さまざまな角度からヴィンテージウォッチの魅力を紹介していきます。

なかなか出会いに恵まれなかったことから、この回まで引きずってしまって申し訳ありませんでしたが、ようやくヴィンテージウォッチ界の主役中の主役が登場します(笑)。

言わずと知れたパテック フィリップのRef.96、通称“クンロク”は30年以上にも渡って生産され続けたロングセラーであり、今日「カラトラバ」と呼ばれる同社のモデルの元祖的な存在です。ヴィンテージウォッチ全般を通じても人気が高く、玉数が多いことから個体によっては150万ぐらいから購入できるため、超レアなモデルと比べると、だいぶ間口は広いと言えます。

Patek Philippe Ref.961940年製、手巻き(Cal.12-120)、SSケース、ケース径30.5㎜/300万円(税抜) 【問い合わせ】 オンビハーフ 03-3548-9188 http://onbehalf.jp/

早速、Ref.96の魅力をわかりやすく説明したいと思います。

第一に挙がる魅力は、小振りな30.5mmのケース径を小さく感じさせない不思議な存在感と、スモールセコンド仕様の完成されたデザインでしょう。とりわけバランス感に優れた文字盤のレイアウトは、あらゆる時計を見回しても比肩するものが見当たらないほど優れています。

そこにパテック フィリップという名の時計界最高のネームバリューが加わるだけでもご満喫できるのですが、Ref.96の懐の深さはこんなもんじゃありません。

ここで改めて、Ref.96の相場観についてお話します。前述したようにアンダーで150万前後から入手は可能で、それなりにレアなモデルでもだいたい400万円前後で収まります。ただし、これはあくま個体によりけりの話で、価格はかなり前後するものだと捉えるのが妥当でしょう。

では、わかりやすく価格を決定付けるポイントをお伝えすると、そのひとつとして真っ先に挙がるのがケースの素材です。一番買いやすいのがイエローゴールドで、レアさに比例して、ピンクゴールド、プラチナ、そしてホワイトゴールドの順に価格が高くなります。

ヴィンテージウォッチの評価として見逃せないのがケースコンデション。ピカピカに研磨されて痩せ細ったケースよりも傷があろうともしっかり太っているモノの方が高く評価されます。

ちなみにこの個体は金無垢ではなくステンレスなんですが、これが実に人気でして、総体的に価格は金無垢のモデルを上回ります。その理由に、まずステンレスの方が数が少ないことがひとつ。そのほかに、ヴィンテージのウォッチのコンディションを見極める上で重要な研磨がそこまでされていない個体が多く、ケースの形状が美しいこと。極めつけとして、実用的であることが、ヴィンテージとして付加価値を作る要因となるのです。これは防水モデルなども然りです。

全ブランド中、ダントツ一位だと言っても過言ではないパテック フィリップのムーブメントのクオリティ。精度もさることながら、ここまで仕上げにこだわる点が超一流の証です。こちらの手巻き専用ムーブメントCal.12-120の地盤の美しさは究極の域に達しています。

そして、Ref.96は本質的なデザインこそは絶えず一貫していたものの、文字盤のバリエーションがそれこそロレックスのバブルバック並みに豊富であることも特徴です。ですから、10本ぐらい買ったところでコレクションのコンプリートには程遠く、ゴールは遥か遠くにあります(笑)。さらに超レアな文字盤なら数千万円の値付けがされるなんてことも……。

永世定番としての安定感とバリエーション豊富な文字盤とのマリアージュ。言うなれば、Ref.96には、現行モデルでは絶対に味わえないヴィンテーウォッチならではの面白さが凝縮されているのです。

本音で話すと、ある程度のコンディションが保たれていたとするなら、正解は一概には言えないのですが、なんだかんだヴィンテージウォッチとの出会いは一期一会ですから。買い逃して後悔するより、これぞと思える一本が見つかったら、とりあえず購入してみることをオススメします。特にステンレスのRef.96は数が少ないのでチャンスを逃さないように虎視眈々と狙っていくのが鉄則です。素晴らしい時計を知るだけでも、モノに対する価値感が見違えるほど変わってきますから、その点からもRef.96は間違いのない一本であると言えるのです!
 

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