Vol.11「ホテルで待ち合わせはドキドキ（笑）。
でもホテルの40階からの夜景を楽しみたいの」
プロヴァンス料理『クーカーニョ』

2016.1.14 0

旬な食材を使った料理に舌鼓デート

美女が40'sと行きたいお店を紹介する連載「私をゴハンに連れてって」。
この連載の初回に登場していただき大反響だった美女、平栗雅代さんが、満を持して再登場です。

「ホテルってサービスも良いし、スタッフもきちんとしていて、居心地が最高じゃないですか？だから月に何回かは友達とホテルでランチをしたり、家族で出かけたりしてよく利用しているんですが……。でも、男性とホテルで待ち合わせっていうのも、違う意味で何かドキドキしちゃいますよね（笑）。今日はワクワクして来ました」（美女談）

ということで今回は、渋谷のセルリアンタワー東急ホテルの40階にある「クーカーニョ」へ。入ってすぐに大きな窓から広がる眺望が素晴らしく、感動して歓声が漏れるほどのロケーション。昼は富士山が見え、夜は羽田空港を発着する飛行機のライトが光り、お台場方面の夜景も楽しめます。ロマンティックな眺望は、渋谷にいながらも、まさにここは大人な空間。まず夜景に落ちない女性はいませんので、そこは押さえてくださいね。
こちらでは、旬の素材を使い、伝統の技術と斬新なアイデアで織りなすプロヴァンス料理が堪能できます。

山鶉のココット野生の茸ひよこ豆とカカオのフィアンティーヌをそえて7128円（コース＋2000円）※要予約。2名から（2月上旬くらいの仕入れられる期間限定）

いただいたのは、ペルドロー（山鶉）の胸肉ともも肉を焼き上げ、フランス産のきのこやニンニクなどとともにいただくジビエ料理。
狩猟が解禁し、冬に備えて脂肪を蓄えたジビエが出回るこの季節が旬なんです。

「コースをいただきながら、ココットに入った状態で『次はこの料理が出ます』と親切にプレゼンテーションしてくれるんです。スモークチップを焚いた香りも感じ、迫力があるお肉も近くで見えて、どうやっていただけるんだろう？とこのお料理の話しで、殿方とも盛り上がっちゃいますね」

香りを堪能したあとは、キッチンで切り分け、盛り付けて提供いたしてくれます。ソースは、山鶉と相性の良いアンチョビがアクセントになって濃厚。ひよこ豆やカカオ、バターなどを使用して焼き上げた木の枝をイメージしたフィアンティーヌがサクサクとして森の中をイメージした見た目にもかわいい1品です。

パテ・アン・クルートガストロノーム 3909円

豚ロースや鶏レバー、フォアグラをベースに、季節の食材を詰め、パテ用生地で包み焼きあげた物に、ポートワインのジュレを加え仕上げた一品。
外のパイはこんがりと、中のパテはしっとりと旨みを閉じ込め、温かいトリュフ風味のブールブランソースをお好みでかけていただきます。
ぶどうをイメージしたファーロ麦のサラダが何ともかわいい！

透明なフィルムに包まれたタラバ蟹のサラダ宝石箱のように 3703円

セロリラブとりんごをマヨネーズクリームで和えたサラダを、トマトコンフィの上にのせ、タラバ蟹や卵を贅沢に使ったサラダ。透明なカニのフィルムや、アボカドとオレンジのピューレがアクセントになって、マス子やキャビアの飾りが宝石箱のように輝く美しさを表現した一皿です。

こちらには、レストラン専属の円形のウェイティングバーがございまして、富士山が見える眺望が素晴らしく、ゆっくり静かに落ち着いて寛げる雰囲気。

「バブルな時代を生きてきた40代男性ってホテルが似合うって思うんですよね。渋谷には大人のためのホテルが少ない中、眺望や夜景に感動しながら静かにお酒を飲んで、一緒に時間を過ごせるのは重要なポイントですよね。もうすっごく良いホテルを見つけちゃいました！こんなきめ細やかなサービスが揃ったホテルが渋谷にあるなんて。また殿方に誘われてここでお酒を飲みたいな」

Text：Rina Sohn