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干場の究極ワードローブ! キーワードは“エコラグ”
第45回 エルメスのライダースジャケット

2015.12.8
2015.12.8

上質な素材感が存分に
味わえるシンプルデザイン

昨年、船旅の取材でモナコを訪れる機会があって、前にテレビ番組で観て以来、ずっと気になっていた「Le Dressing Monaco(ル・ドレッシング・モナコ)」というお店に行ってみたんです。

ここは高級ブランドのリサイクルショップなんですが、日本とはちょっとレベルが違う! 社交イベントが多い土地柄ということもあってか、モナコにはこの手のお店が多く、セレブが一度使っただけで服やバッグ、アクセサリーなどを持ち込むことも多いそうです。なかでも旧市街にあるこの「Le Dressing Monaco」は品数が豊富で、高級ブランドのレアものが多いと評判。テレビで観たときはマダム相手の店なのかな、と思っていたのですが、実際に行ってみて本当に良かったです。と言うのも、メンズコレクションを扱う店が他にあって、スタッフが案内してくれたおかげで運命の出会いをすることになったんですから……。

そこで見つけたのが、このエルメスのライダースジャケットです。たまたま1点だけあって、試しに着てみたら、たまたまサイズもドンピシャ! そうなると、これはもう運命としか思えませんよね(笑)。

キズもほとんどないし、コンディションはすこぶる良好。カウレザー製ですが、革を薄くすいていて、すごく柔らかな手触りなんです。しかも、着てみるとレザージャケットとは思えないほど軽い。まずは素晴らしい素材感に圧倒され、試着で確信したという感じでしょうか。

デザインはシングルのライダース、と極めて定番的な形。パーツも身頃のサイドと首元、袖口にアジャスターが付いただけ、と潔いまでにシンプルです。でも、シンプルさがレザーの上質さを際立たせているんですね(笑)。そこは、“さすがエルメス”と言わざるを得ません。デザインに凝っていない分、飽きがこないし、いつまでも着られる。すなわち、僕が提唱している“エコラグ”なアイテムとも言えますよね。

休日に、Tシャツとジーンズというスタイルに合わせるだけでも品が出るし、レザージャケットでこういうのはなかなかありません。あと、出張のときも便利。これでお値段……なんと約15万円ぐらいだったかな。家の近所にこんな店があったら、毎日でも通うのに!

Photo:Yasuhisa Takenouchi
Text:FORZA STYLE

エコラグ-Hoshipedia
「エコラグ」とは、エコノミック・ラグジュアリーの略。economic luxury。極めて経済的だが、上質さやエレガンスは失わないスタイルの意味。「多くの粗悪なものより少しの良い物を」という干場の哲学により生まれた造語。腕時計や靴・鞄、スーツのように長い年月使えるものは高額でも、白シャツや白無地のTシャツのように常に白いまま清潔に着たい消耗品は、高額なものよりもコストパフォーマンスを重視するというスタイル。パテック・フィリップの腕時計やジョン・ロブの靴と、カミチャニスタやデッコーロの白シャツ、GAPの白無地のTシャツは干場にとっては同じ。一点豪華主義とも違う。干場が敬愛するブルース・リー先生が提唱した無駄を排した最短の動き(エコノミック モーション)で相手を倒すジークンドーのように、経済的で盛り過ぎない、かつ無駄のないシンプルで上質なスタイルを指す。

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