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干場の究極ワードローブ! キーワードは“エコラグ”
第43回 エルメネジルド ゼニアのブラウンジャケット

2015.12.1
2015.12.1

100%シルクならではの
気品と軽さが魅力です

昨年の秋にトークイベント用の衣装として袖を通してみたら、すごく良かったのでそのままお買い上げしてしまったジャケットです(笑)。

素材は「Zegna Silk」というタグが付いていますが、NOVARA社の100%シルクを使っています。NOVARA社はイタリア北部に拠点を構えるシルク専業会社で、2009年からゼニアグループ傘下にあります。つまり、ウール生地で有名なゼニアが、世界最高峰のシルク生地も自社生産できる体制になっているんです。この生地の大きな特徴は、シルク特有のサラリとした手触りと上品な光沢で備えながら、カシミアやビキューナのような柔らかさをもっていること。そして、とにかく軽い。本当に着ているのを忘れるほどです。

それとエルメネジルド ゼニアと聞いて、恰幅のいい年配の経営者なんかが好むブランドだと思っていた人は、まずは一度、試着してみてください。それが間違った認識だってことがすぐにわかりますから(笑)。名前は言えませんが、世界的に有名なGやTといった、数多くの世界的ラグジュアリーブランドのOEM(相手先ブランド名製造)を引き受けているだけあって、トレンドを読む力はもちろん、そこに蓄積された知識や技術力は半端じゃありません。しかも、普通の人が着られるデザインに落とし込んでいるのがこのブランドのすごさです。少し見ないうちに、すごく進化していて僕も驚きました(笑)。

腰ポケットはパッチ式で、ジッパー留めのチェンジポケットが付いていたり、ラペルにチンストラップをあしらっていたりと、カジュアルな要素を加えながら、あくまでもエレガントな雰囲気に仕上がっています。その微妙なサジ加減は、見事としか言いようがありません。

ブラウンのジャケットにこうしたディテールが載っていると、どうしてもカントリースタイル風になってしまうのですが、ゼニアのこれは洗練された都会的なイメージをキープしています。僕は休日に着ることが多いんですが、ノータイでニットを着て、グレーのウールパンツを合わせるのが定番です。こういうジャケットが一着あると、ボトムスが例えジーンズでも、品がよくて落ち着きのあるコーディネイトになるので、すごく重宝しているんです! エルメネジルド ゼニアのジャケットでは、他にも「フィレンツェ」や「カプリ」というモデルもおすすめです。その話は、また違う機会に! 

Photo:Yasuhisa Takenouchi
Text:FORZA STYLE

エコラグ-Hoshipedia
「エコラグ」とは、エコノミック・ラグジュアリーの略。economic luxury。極めて経済的だが、上質さやエレガンスは失わないスタイルの意味。「多くの粗悪なものより少しの良い物を」という干場の哲学により生まれた造語。腕時計や靴・鞄、スーツのように長い年月使えるものは高額でも、白シャツや白無地のTシャツのように常に白いまま清潔に着たい消耗品は、高額なものよりもコストパフォーマンスを重視するというスタイル。パテック・フィリップの腕時計やジョン・ロブの靴と、カミチャニスタやデッコーロの白シャツ、GAPの白無地のTシャツは干場にとっては同じ。一点豪華主義とも違う。干場が敬愛するブルース・リー先生が提唱した無駄を排した最短の動き(エコノミック モーション)で相手を倒すジークンドーのように、経済的で盛り過ぎない、かつ無駄のないシンプルで上質なスタイルを指す。

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