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新米Pが闖入取材! 
米マイクロソフトGMに聞く「アップルへのライバル心」

2015.10.29
2015.10.29

フライデーの経験が、まったく通用しない世界

「Nice to meet you」。

IT界の大物にそう言ったきり、私の脳は完全にフリーズしました。こんなことは、某元大臣に自宅に軟禁され、「殺してやる!」と脅されて以来のことです。声を掛けてからハッとしましたが、私は英検4級。取材のための片言の英語も、持ち合わせていなかったのです。

講談社に入社して11年。悪鬼羅刹が互いに食い合う写真週刊誌「フライデー」から、世にも奇妙な人事異動で『FORZA STYLE』のプロデューサーになった栗原と申します。10月22日、現実逃避の意味もかねて、渋谷の「セルリアンタワー」で行われたマイクロソフトの新商品発表会見に訪れました。

総勢100人を超えるいかにも賢そうな記者たちは、熱気ムンムン。壇上でスピーチする日本マイクロソフトの社長、平野拓也氏の一言一句に耳をそばだてています。
この日情報がリリースされたのは、大ヒットしたタブレットPCの最新作、「Surface Pro4(サーフェスプロ)」(税抜124800円~。2015年11月22日発売)。

壇上のスクリーンにその全貌が映し出されると、「うわ、なにこれ! めっちゃオシャレやん」と、隣でイビキをかいていた広告担当の″スキンヘッドT″が、ギョロ目を剥いてデカい声を上げます。

「でも、クリさんが持ってる『Surface Pro3』とどこが変わったん?!」
耳障りなおしゃべりにイライラしている記者たちを気にもとめないハートの強さは賞賛に値します。その図太さを活かし、さらに広告営業に精を出してほしいところですが、このまま喋らせておくのは公序良俗に反するので、黙らせておきましょう。

「ほら、今ボクが使っている現行のPro3より、ゼンゼン薄いでしょ。Pro4の薄さは8.4㎜で、重さは766g。本体の大きさはそのままに、液晶ディスプレイを12インチから12・3インチに大きくして、画面を見やすくしているんです。7月に始まった最新OSの『windows10』も初めから入っている。Surfaceペンなど、付属のアクセサリーも使い勝手が向上しています」

記者会見終了後、Surface Pro4に群がる報道陣と、それを睥睨するスキンヘッドT。根っからのトライアスリーターだが、スナックで酔いどれると「サンプラザ中野クン」に豹変。クライアントの心をホールドするのだ

平野氏の次に登場したのは、米マイクロソフトのGM(ゼネラルマネジャー)で、Surface シリーズを一手に担う重要人物、ブライアン・ホール氏。クエンティン・タランティーノを彷彿させるルックスに、親近感が沸きます。そんなブライアン氏が紹介したのは、「Surface Book(サーフェスブック)」
米国では2015年11月発売予定、日本でも2016年初頭の発売が見込まれる、サーフェスシリーズの新しい目玉です。

13.5型のディスプレーは、『Surface』同様に取り外しが可能。音声入力検索や、高性能のGPU(画像処理装置)を内蔵し、「史上最強のノートPC」との呼び声も高い大注目の一品です。

ブライアン氏が操作するその液晶画面のなんと美しいこと!「Surface Book」に「今シアトルは何時だい?」と英語で尋ねると、即座に「Surface Book」が「夜の11時です」と音声で答えるなど、ラップトップユーザーにとって、革命的な事態が起きそうです。

現在、ノートPCの巨人は、ご存じアップルの「MacBook Air」。その牙城を切り崩そうというマイクロソフトのケンカ精神が前面に押し出されています(正直、MacBookに似ている)。今回はスペックの詳細説明にまでは至りませんでしたが、ある意味、「Surface Pro4」の印象が薄まるほど強いインパクトを残したのが、「Surface Book」でした。

記者会見終了後、「Surface Pro4」の展示ブースに移動すると、ブライアン氏が大物感を漂わせながら、巨体を揺らせて壇上から降臨してきました。瞬間、バッチリ彼と目が合った栗原P。

チャンス到来とばかり、「Nice to meet you」と握手を求めて取材をしようとすれども、冒頭のようにまったく英語が出てこないという恐怖体験に見舞われました。「I,I…」と顔面蒼白で繰り返す自分が、地球一みじめな存在に思えてきます。

ブライアン氏が「what?」とでも言いたげな瞳で私を見つめるなか、周囲のスタッフさんが、「こちら通訳さんです」と素敵な日本人女性を紹介してくれました。「地獄に仏」とはまさにこのことです。

前日の干場編集長との痛飲が祟り、アホ面を下げての取材となった栗原P。フライデー時代、このような形で何度も芸能人を直撃したが「相手の言葉を信じるな!」という旧部署の癖が抜けずに困っている。Sorry,Bryan.

栗P「『SurfacePro4』と『SurfaceBook』の想定ユーザーは、どう違うんでしょうか?」

ブライアン「まず重さですね。SurfaceProの方が軽いので、移動の多い人や、持ち運びが多い人に適しています」

栗P「『SurfaceBook』は、『MacBook』のユーザーを獲得しにいくつもりですか。現状、MacBookの牙城は固いと思いますが」

ブライアン「Macのデザイン性に惹かれ、どちらを買うか迷っている人にとって、今回の商品は非常に訴求力があると思います。『Surface Book』は、Windowsの機能性と、(いままでなかったような)高いデザイン性を融合した商品ですから」

栗P「つまり、『Surface Book』は、アップルをかなり意識しているということですね?)」

ブライアンGM「そうだね!」

漢(おとこ)は漢を知るといいます。短いカンバセーションを終えた私たちは、どちらからともなく再び熱い握手を交わしました。気分はブラザーです。

仕事にも普段使いにも大活躍しそうなマイクロソフトの新商品は、忙しいFORZA世代のライフスタイルに大きな影響を与えてくれそうです。言論の自由が野放図に保障されていた古巣から巣立って早3週間。群雄割拠のウェブマガジンのマイクロソフトになれるようフンドシを引き締めて参りますので、読者諸兄のみなさま、よろしくお願いします!

Text: 栗原P

【問い合わせ】
日本マイクロソフト
http://www.microsoft.com/ja-jp/

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