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禅寺で出会うやきものの新たな世界
「京・焼・今・展2015+琳派」

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芸術の秋は京都へ!
若手作家の挑戦にふれる

見た目がお洒落でイケてるのはもちろん大事ですが、知性や教養、感性といった内面もしっかり磨かれているのが本当のイイ男。つまりイケフォーということ。合戦の合間に茶の湯を楽しみ茶碗を愛でていた戦国武将の格好良さを、ビジネスという戦場で日々闘うイケフォー世代も見習いたいものです。まずは気軽なところから、オフの時間にやきものやアートを楽しんでみてはいかがでしょうか?


そこで、オススメなのが京都の建仁寺両足院で開催している「京・焼・今・展2015+琳派」です。京都で生まれるやきものはどれも「京焼」と呼ばれますが、その種類や作風は多種多様。「京・焼・今・展2015+琳派」に出展する6人の作家たちも、400年続く窯元の跡継ぎから縄文土器をつくるアーティストまで本当にさまざまで、京焼の懐の深さが伝わってくるようです。


なかでも注目は、斬新なコラボの数々。琳派誕生400年をテーマにかかげた今回は、光琳と乾山が器を共作したことにならい、それぞれの作家が華道家や現代美術家などの異分野アーティストとコラボするのだとか。やきものの展覧会でありながら、気づくと現代アートを鑑賞していた、ということにもなってしまいそうです。

また会場となる建仁寺両足院は、坐禅体験や特別拝観時にしか参拝ができないお寺。禅寺ならではのキリリとした佇まいや見事な庭園を拝見できる貴重なチャンスでもあるのです。40代ならファッションだけでなく文化、芸術の侘び・寂びがわかってこそイイ男というもの。きっと彼女も一目置いてくれるはずです。

歴史ある寺院を舞台に繰り広げられる、この新たなやきものの試み。器が好きな人はもちろん、全く分からない人でも、京都の若い陶芸作家たちの勢いと日本の工芸美術の奥深さから刺激をもらえるはず。この秋、京都を旅して感性を磨いてみてはいかがでしょうか。

Text:Miki Shirasu

【開催日時】
11月1日(日)〜11月3日(火・祝)10時〜16時30分(16:00受付終了)
※11/1のみ9時〜 
【会場】
両足院(建仁寺山内)
拝観料 600円
【問い合わせ】
両足院 京都府京都市東山区 大和大路通四条下る4丁目小松町591
075-561-3216



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