どんな服にも合わせやすい
定番色の軽量コートで秋の装いをアップデート
ゴム引きアウターは数あれど、英国でゴム産業自体を創設したトーマス・ハンコックの名をご存知でしょうか? 彼がウェアに採用したゴム引きの特許を取得したのは1820年まで遡ります。言うなればゴム引き技術の元祖です。
すなわち彼の名前と技術を継承したアウターウェアブランド「ハンコック」のクラフツマンシップは、ブランドとしてはまだ歴史が浅いですが(2011年スタート)、折り紙付きというわけです。
そんな前置きはさておき、今冬の「ハンコック」は、“自然の風景や彩り”をテーマにアウターコレクションを発表しています。つまるところ、ベージュや深みのあるネイビー、ブルーといった40男の定番色が揃っています。
昨今の冬の着こなしと言えばコート×インナーダウン、コート×タートルニットといった具合に、洒脱な重ね着がポイントになります。それゆえ、アウターも重ね着を前提に、汎用性の高い定番色を選ぶのが鉄則。まさに今季の「ハンコック」のラインナップは、そんな40男の“重ね着事情”にもしっかりとマッチします。
加えてヴァルナイズ製法にこだわったハンドメイドのゴム引きボディは、軽量ゆえ重ね着をしてもノンストレス。しかもハリのあるボディは、イヤな着膨れ感やシルエットの崩れもありません。イケフォーの期待を裏切ることはなく、着こなしの幅をぐっと広げてくれますよ!
Text:Shigeo Hasegawa
スコットランド伝統のステンカラーコートを現代的にアレンジした細身シェイプの定番モデル。濃いめのベージュは合わせやすくかつ都会的な印象です。
上襟にファーを施したチェスターフィールドタイプ。ゴム引きボディでありながら、英国調チェンジポケットなどを配し、ドレス顔に仕上げています。
こちらはスポーティなエッセンスを加えたショート丈のフーデッドコート。リブパンツなどを合わせたイケフォー御用達のリラックスカジュアルとも好相性です。
【問い合わせ】
ラ ガゼッタ 1987 青山店
03−5468−5330
http://www.figo.co.jp/hancock/