「屍のポーズ」のポイントは、
力を抜いて、まぶたを閉じて…
体にガタが来はじめるアラフォーは、体のメンテナンスを欠かしてはいけません。健康体を意識することは、イケフォーの条件でもあります。とは言え、日々忙しくてケアする時間の確保が難しいのもまた事実。そこで、たったの30秒程度から実践でき、40男にありがちな症状の改善が望める“ヨガポーズ”を全10回の連載で紹介!! ちょっとしたスキマ時間で実践すれば、身も心も軽やかになるはずです。美人インストラクターにレクチャーしてもらえば、断然ヤル気も出るでしょ!?
6回目は「屍のポーズ」。多忙なビジネスパーソンは“睡眠不足”になりがちですが、そんな“不眠”の解消に効果があると言われ、きちんと行えば3〜4時間の睡眠に匹敵するとか。心身ともに安らぐことができ、もっともリラックスできる瞑想の姿勢でもあるため、このポーズのみを行うクラスもあるほど重要視されています。とにかく実践してみましょう!!
１ 仰向けになってリラックス。
２ 足を腰幅くらいに開き、手の平は上向き。体の力を抜いて、軽く目を閉じます。
３ 仙骨 (腰椎と接する骨盤の一部) が水平になるように意識し、背骨も頭頂部方向に伸ばすように。
４ ヨガでは呼吸も大切。ゆったりと深呼吸を行いながら全身の力を抜いていきます。
目指すべきは、この(↓)美しい完成形。力んでいる箇所がないか自分でチェックしながら行うのもポイントです。体を大地に預け、地面に染み込ませるようにイメージ。リラックスできたら全身が大きく広がるような感覚が味わえるはずです。
それはそうと、このポーズのままぐっすり安眠したいので、寝る前にマンツーマンでレッスンしていただけません？
「“屍のポーズ”という名前はサンスクリット語の“シャヴァ・アーサナ”を直訳したものなんですが、“無空のポーズ”とも呼ばれています。“無”の境地になれるのでしたら、寝る前でも個人レッスンしますよ。ただし、スタジオで(笑)」
Text:Masahiko Taira (pop*)
Photo:Mitsutoshi Watanabe
【プロフィール】
庄司ゆうこ（Yuko Shoji）
株式会社ポジティブスターヨガ代表。兵庫県生まれ。タレントとして多くの番組に出演する傍ら、ヨガインストラクターの資格を取得。2010年9月、恵比寿にヨガスタジオを設立する。マンツーマンのレッスンを中心に行う一方、企業などへの出張ヨガの積極的に展開。美人インストラクター揃いのスタジオとしても評判が高い。「体が気持ちいいと感じることは、心にも気持ちいいこと。体の声に耳を澄ませば、心にも余裕が生まれ、自分と折り合う力が身につきます。自分に合うポーズを見つけて、無理せず続けてみてくださいね♪」。http://www.ps-yoga.com
